カテゴリ:観念重視から事実重視への転換
①観念優先で「かくあるべし」の強い人は、理想の立場に身を置いて、事実を上から下目線で眺めて非難・否定を繰り返しています。
この傾向の強い人は。森田でいう「思想の矛盾」で苦しむようになります。 ②事実優先で、課題や目標や理想を下から上目線で眺めている人は、打開策を求めて努力精進している人です。考えるだけではなく、手足がよく動いています。 過度に不安や恐怖に振り回されることがありません。 ①と②のどちらの態度をとるかによって、その後の展開が大きく違ってきます。 今日はその違いを比較してみました。 過去のミスや失敗・・・①後悔と懺悔の気持ちでいっぱいになっている。 ②過去の失敗を貴重な経験として今に活かすことができている。 現在の課題・・・①予期不安が湧き上がり行動できなくなる。 ②「今、ここに」集中することができる。 取り越し苦労・・・①悲観的で、明るい展望が持てない。 ②窮地を打開してよりよくなる道があるはずだと考えている。 問題の捉え方・・・①悲観的、自己中心的である。②楽観的、客観的である。 鱈から鯛へ・・・①何々だっ「たら」が口癖になっている。 ②何々をやり「たい」が口癖になっている。 自分の欠点・弱点・・・①目の敵にしている。隠している。隠しきれないときは取り繕っている。 ②欠点や弱点は、長所や強みの裏返しととらえている。隠す必要はないと考えてそのまま公開している。 相談相手・・・①問題点を自分一人で解決しようとしている。 ②自分一人で解決できないときは、適切な人に相談している。 考えかた・・・①一つの考え方に固執している。 ②両面観で見ている。選択肢をいくつか持っている。 目の前の課題・・・①自分には無理だと考えている。 ②ダメもとでもチャレンジしてみたいと考えている。 解決すべき課題・・・①できないことに安心している。 ②できる方法を様々な方面から検討している。 目標への挑戦・・・①達成できない理由を探している。 ②達成できる方法があるはずだと考えている。 気持の持ち方・・・①笑っている場合ではないと深刻に考えている。益々悲観的になって落ち込む。 ②笑うしかないと楽観的に考えている。今が波の底にいて、これから波は反転すると考えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.29 06:37:25
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