医師の帯津良一先生のお話です。
驚くような治癒力を発揮する患者さんには、ある共通点がありました。
それは、みなさん「いい場」に身を置いているということです。
家庭、職場、医療現場、学びの場など、さまざまないい場に恵まれていました。
私の考える「いい場」とは、生命エネルギーを日々高めようとする人が集まった場、もしくは大地のエネルギーがふんだんにある大自然です。
自然はイメージしやすいですが、前者はいったいどういうところを指すのでしょうか。
どこかを訪問したとき、「ここは気持ちがいい場所だな」と感じるところと、「ここにいるとなんだか気分が沈んでくる。早めに引き上げよう」と感じる場所があります。
場を左右するのは土地や環境はもちろんですが、そこにいる人の生命エネルギーが大きく関係しています。
生命のレベルの高い人、高くしようと頑張っている人が多いほど、いい場が作られるはずです。
(自然治癒力で生き返る 帯津良一 角川書店 100ページ)
ここで言われている「生命エネルギー」ですが、明確な課題や目標を持って前向きに生活している人だと思います。
その目標が人から感謝されるものでしたらますますモチベーションが高まります。
目標には短期目標、中期目標、長期目標があります。
私の長期目標はこのブログを30年続けることです。今年はその12年目です。
「10年偉大なり、20年畏るべし、30年歴史なる」という言葉をスローガンにして取り組んでいます。
日々の生活目標は、規則正しい生活と凡事徹底です。
日々の生活の中で小さな成功体験を積み重ねていくことです。
そのために小さな気づきを宝物として大切に取り扱っています。
小さな気づきはすぐにメモしています。メモ帳とボールペンは必須アイテムです。
これを取り逃がすと神経質性格を活かすことができなくなると考えています。
帯津先生は、「いい場」に身を置きなさいと言われています。
これは「生命エネルギー」がほとばしり出ている人と付き合いなさいということだと思います。
私もこの考え方に賛同します。交流することでよい刺激をもらえます。
その結果自分のモチベーションが高まります。
私の場合でいえば、生活の発見会の集談会仲間との交流があります。
現在はZOOMにより全国各地の人と交流しています。
また所属している支部の人たちとの交流もあります。
精神的のみならず生活上の問題を抱えたときの力強い相談相手です。
さらに一人一芸の趣味の仲間、カラオケ仲間、自家用野菜や花卉園芸の仲間、男の料理教室の仲間、マンションの管理人仲間、大学時代や以前勤めていたOBとの交流もあります。
これらの人たちとの交流は森田理論の不即不離を応用しております。
つまり広く浅く必要に応じて必要なだけの人間関係を心がけております。
心温かい人たちに囲まれて、刺激的で楽しい毎日を過ごしております。
できれば私も多少なりとも「生命エネルギー」を与えられるような存在でありたいと思っております。