カテゴリ:人間関係、不即不離
小林正観氏のお話です。
現在ある言葉の中で、最高の影響力を持った言葉は「ありがとう」の5文字でしょう。 「ありがとう」という言葉の力を調べるために、次のような実験を行いました。 2つのペットボトルを準備し、1つには「ありがとう」、もう1つには「ばかやろう」と書いて東京都の水道水を入れます。 一晩おいた水を凍らせて結晶を撮影すると、「ありがとう」と書いた水道水だけに、宝石のような美しい結晶ができるのです。 一方の「ばかやろう」と書かれた方は、かわいそうなくらい無残に変形します。 いろんな水を使って実験しましたが、結果は同じでした。 人間の体は70%が水でできています。 だとすれば「ありがとう」という言葉をたくさん投げかければ、この実験と同じように体内の血液や体液も変わり、健康を維持できるのではないか、私はそのように仮定しました。そして実証してきました。 「ありがとう」を唱え続けたがん患者からがん細胞が消えたり、医者から失明を宣告された人からいつのまにか目の病が癒えていたり、手術が必要と言われていた子どもさんの心臓の穴が塞がったり、各地で信じられないような奇蹟が次々に起きたのです。 (1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書 藤尾秀昭 致知出版社 404ページ) この話は科学的に実証されているのかと反発したい人もいらっしゃるでしょう。 確かににわかには信じられない話です。 しかし、「ありがとう」「おかげさま」といつも感謝の気持ちを持ちながら生活している人は身心とも健康体になれるというのはその通りだと思います。 相手をリスペクトし、敵対することが少なくなるからです。 たとえ、不幸な事件に巻き込まれても、これは神様が自分に対して、一回り大きな人間に成長するために試練や宿題を出されたのだと思える人はやがて立ち直ります。 「ありがとう」「おかげさま」の反対は、「ダメだ」「ついていない」「運が悪い」などの非難や否定の言葉だと思います。 マイナス面があればプラス面もあるということが分かっていない人は、マイナス面ばかりに焦点を当てて目くじらを立てて相手を攻撃します。 反対に大きなマイナス面を持っている人は、その裏に大きなプラス面を持っているはずだと思っている人は、寛大な気持ちで相手を許すことができます。 自分や他人、自分に降りかかる不幸を非難・否定していると、心身ともに疲弊してきます。 「おかげさまで助かりました。ありがとう」という言葉をキャッチフレーズとして口ずさむ習慣を身に着けたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.23 06:29:31
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