カテゴリ:人間関係、不即不離
岸見一郎氏のQ&Aからの引用です。
うるさい隣人はゴミ出しに厳しく、「カラスが荒らすから、朝8時よりも前にゴミを出すな」と独自のルールを押し付けてきます。 「無理です」と言い返したいところですが、逆切れされそうだ怖い。 (人生を変える勇気 岸見一郎 中公新書ラクレ 64ページ参照) ここのゴミ出し場は、黄色や緑のネットをかぶせてその下にゴミ袋を入れているのかもしれません。 こういうところにカラスは群れをなしてやってきます。 ゴミ袋が破られてごみが散乱して見苦しくなります。 (岸見氏の回答) 近所に住んでいる人はよく顔を合わせるわけですからあまり問題を起こしたくありません。 隣人は8時前にゴミの収集場所で見張りをしているのでしょう。 このルールに従うと、仕事をしている人で8時前に出勤する人はゴミ出しができなくなってしまいます。 こういう場合は、その人に「いつもありがとうございます」と感謝の声掛けをすることです。 そのうえで、「出勤の関係で8時以降に出すことができないのですが、どうしたらよいでしょうか」と相談してみることが有効です。 このように伝えれば、険悪な人間関係にはなりません。 隣人は自分が頼られていることが分かり、解決策をいっしょになって考えてくれるかもしれません。 (私からの提案) この問題を自分一人で対応しようとするのは無理があると思います。 近所の人と相談する。町内会の役員さんに相談する。 仲間と相談してより良い方法を考えることが必要となります。 神経症の人はすべて自分一人で考えて実行しようとしますが、それは相手を必要以上に刺激して、問題をさらに悪化させることが多くなります。 次に、そういう場所は他の収集場所でもカラスの被害を受けているはずです。 他のところでどのような対策をとっているのかを調べてみるのは如何でしょうか。 たとえば釣り糸を張り巡らすだけでもカラスは警戒してこなくなります。 手っ取り早いところでは可燃物の収集日には、組み立て式の簡易ゴミ収集箱を設置しているところが多いようです。 その中にゴミ袋を入れるとカラスは手も足も出ません。 その他、設置場所や資金的に可能ならば、開閉式のゴミ収集箱を置いておくことも考えられます。 そして前日や夜中に出すのではなく、朝方になって出すことを周知すればゴミトラブルは激減します。 さらに付け加えればゴミについてはどこでも分別収集が行われています。 一人でもこのルールを破る人がいると、みんなが不愉快になります。 お互いに意識して分別収集を守るようにしたいものです。 これらを実行すれば、いざこざを起こすことはなくなると思います。 助け合いの気持ちが生まれて人間関係がよくなります。 愛媛県松山市の市内電車 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.07 06:20:08
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