para mi, para ti
昨日映画の日で映画が1000円だったので「海を飛ぶ夢」を観てきました。アカデミー外国語映画賞を獲ったアレハンドロ・アメナバール監督のスペイン映画です。アメナバール監督といえば「オープン・ユア・アイズ」で世界に注目され「アザーズ」でハリウッド進出も果たしたチリ出身の監督ですが、自分のやりたい題材であればハリウッドにこだわらず、きちんとスペイン語で撮るという姿勢もいいですよね。主演のハビエル・バルデムも昔はセクシーラテン俳優としか思いませんでしたが、キューバの亡命作家を演じた「夜になるまえに」などもう演技派と言ってもいいくらいいい映画に出演してますよね。映画の内容は体が不自由になってしまった主人公が「尊厳死」を求めるという重い内容で、実際にスペインで起こったことを基にして作られています。詳しいHPはリンクにつけましたが、HPで内容を知るよりも興味のある方はそのまま観て自分なりに色々なことを感じて欲しい映画です。「誰のために生きるのか」「誰に何をするのか」というセリフがたくさん出てきたため「para mi(私のため)」「para ti(あなたのため)」という単語はたくさん聞き取ることができました。また「No puedo dormir(眠れないんだ)」というセンテンスが一つ拾えたのもちょっとうれしかったりして。まだまだスペイン語は全然ダメですね… アザーズ オープン・ユア・アイズ 夜になるまえに