母の気持ちの変化
母が、「明るい気持ちで生きたいから、抗がん剤をやめようかな」と言いました。次回の検査の際、主治医の先生に相談するかもしれません。服用のサイクルを変更してから、副作用はだいぶ治まりつつありますが、母にとっては、「抗がん剤を服用する」ことがとても苦痛なようなのです。気持ちの面が一番大きいのです。抗がん剤の副作用がとてもひどくなった時、・服用をやめるという選択もあること・抗がん剤治療をやめることでがんが再発するとも言えないし、しないとも言えない・抗がん剤治療をしていても再発する方もいること…などの説明を先生から受け、「治療を続けます。」と決めたのは5月。正直、母の気持ちの変化にとてもびっくりしました。再発は恐い。でも、一日でも多く明るい気持ちで過ごしていたい。普通に生活したい…。毎日がすごい葛藤だと思います。そして何度も何度もずーっと考えて出した結論だと思います。抗がん剤治療をやめる方が母の気持ちを軽くするのなら、わたしは母の考えを尊重します。「再発した時は、そういう運命なのよ」と母は言いました。明るい口調で話をしていましたが、母の心の中を思うと…。だけど、母が自分の人生を見つめて、こう生きようと決めた大きな決断です。この決断は、きっと良い方向に向かうのだと思います。心の安らぎ・普通の生活が出来ること・望む治療を受けられること…が、一番の薬になると思います。ファイト!!