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テーマ:山登りは楽しい(12252)
カテゴリ:アフロ旅日記
に登った。
バスツアーで御来光を見るという夜間登山に ぴかぴかと例のスーパーバアチャンとその友達の 総勢9人で行ってきた。 夕方5時半に五合目を出発して八合目の山小屋を目指した。 強力(ゴウリキ)と呼ばれる登山ガイドが先導して 高度に慣れるようかなりのスローペースだ。 添乗員に「強力さんの中には恐い人もいるけど それは皆のためですから」と聞かされていたので どんな山男かと思っていたら吉本の「こやぶ」を色黒にしたような人で 不器用だけど真面目そうな印象だ。 ゴウリキさんの指示で途中何度も休憩しながら登っていく。 五合目で既に半袖では涼しく、登るにつれだんだん気温も下がる。 七合目まで行くとすっかり日も暮れて風もでてきて 長袖にウインドブレイカーを重ねてもじっとしていると寒い。 眼下には河口湖周りの夜景がキラキラと広がっていて 湖畔では花火があがっていた。 空を見上げると一面の星空で、ちょうど流星群がくる晩だったせいか いくつもの流れ星を見ることができた。 しかしである。。。 実は六合目辺りから少しずつ感じていた頭痛が 高度が上がるにつれひどくなってきていたのだ。 薄い酸素の中で動くことがどういうことなのか 段々身にしみて解ってきた。 深い深呼吸を繰り返しながらなんとか山小屋にたどり着いたのは 夜の11時過ぎだった。 それから2時間仮眠をとり、日の出にあわせて出発する。 この時、私の頭痛はピークにありゴウリキさんに相談して 残念ながらそこでリタイアすることにしたのだ(涙) 外はそれまでの好天から一変して風に雨で 皆は防寒具にカッパを着て出発して行った。 結局、バスツアー39人参加者のうち3分の1くらいは頂上まで行けなかった。 八合目の山小屋と言ってもはるか雲の上で高度は3300Mを超える。 御来光の少し前に起こされて山小屋の外にでてみると 大勢の人が並んでその時を待っていた。 しばらくすると山頂踏破組が帰ってきて合流。 ぴかぴかもスーパーバアチャンも満足顔だ。 私はと言えば今度は気分も悪くなってきてまるで二日酔いの朝だ。 この差は一体。。。(-_-;) 気を取り直して下山。 少しずつ頭痛も気分も良くなり足取りも軽くなった。 富士山登山は登り4割下り6割と言われているらしい。 バスが待つ五合目で友達に残暑見舞いの葉書を出した。 富士山に登ったよ!と書きたかったけど。。。無念だ。 帰りの車中で添乗員が「また登りたい人?」と聞いたが あまり手が上がらなかった(笑) 私もあんな思いをするならこりごりだと思っていたが 今、こうして振り返ってみると志半ばの富士登山がちょっと悔しく 「もし、いつか、機会があれば。。。」と少し思ってみたりしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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