先月9月にいらして下さったお客様からのお便りをご紹介いたします。このお客様は1年前に初めてヨルダンに来てくださったお客様です。今年は2回目。ヨルダン旅行のリピーターさんになってくださいました。
私たち旅行業界にいる人間たちにとって一番嬉しいことの一つが、リピーターさんがいらっしゃること。一期一会のお客様が多い中で、2回目3回目と足を運んでくださるということは、それだけヨルダンを好きになってくださったということの証拠です。ですから、リピーターさんのお問い合わせはとても嬉しい。もちろん旅行会社にも、関係するすべての取引先にも、「このお客様はリピーターさんだからね」と念押しします。
素敵なお便りを送っていただき、ありがとうございました!!
木村様
9月30日に無事日本に帰国いたしました! 溜まっていた仕事に追われあっという間に1週間が経ち、ご報告とお礼のメールがこんなに遅くなってしまい申し訳ございません!
今回のドライバーのマゼンは本当に親切で楽しく、私たちを終始楽しませてくれました。訪れた場所は昨年とほとんど変わりませんが(ジェラシュに今年は行かなかった位です)、去年よりももっともっとヨルダンを知れたような気がしました。
運転途中も、その通ってる土地の事をいろいろ教えてくれたり、しかもそれを少し時間が経ったときに復習も兼ねてもう一度クイズ形式で質問してくるのでとても勉強になりました!
マゼンからは常におもてなしの気持ちが伝わってきて、他の方も書かれていましたが、日本人以上に気が利く本当に素敵な方でした! マゼンのお陰で今回の旅は2倍も3倍も楽しく思い出深いものになりました!
思い出深いと言えば、去年ペトラで強引な売り込みに負けて2日間お世話になったロバ引きの少年に今年も声を掛けられました。もちろん彼は私たちの事を覚えていませんでしたが、去年一緒に撮った写真が携帯にあったので、それを見せると大変喜び、お父さんや友達を紹介してくれたり、いい写真スポットを教えてくれたりと今年は一切売り込みをせず、去年私たちが乗ったロバを見せにきてくれたりと、友達の様に接してくれました。
その後、ペトラの遺跡の外で名前入りのサンドボトルを作ってくれる職人にもまたまた再会。彼もまた私たちを覚えていませんでしたが、旦那が去年サンドボトルを作っている様子をビデオに撮っていたので、その映像を見せると彼もまた大喜び。友達価格だ! と言って他のお店の3分の1以下の値段にしてくれた上にもう一つ好きなのを持って行っていいよと言ってくれたり、更にお茶を何杯もごちそうしてくれ私達にもサンドボトルの作り方を教えてくれて作らせてくれました。
去年お世話になったワディラムの遊牧民、ハーリド達に再会するだけだと思っていた旅でしたが、思いがけない場所での再会もあり、本当に思い出深い旅になりました。
ワディラムでは天の川もとっても良く見えましたし、今回は去年の3時間のジープツアーと宿泊だけのコースではなく、砂漠でのランチも含む6時間のジープツアーと宿泊、そして次の日もサウジアラビアの山が見える場所まで夕方までハイキングに行ったりと前回よりもワディラムに長く滞在でき、素敵な体験を沢山することができました。
ハイキングですが、思っていたよりも大変で、途中直角に近い岩場を登らなければならない場面もありトレッキングシューズのようなものを履いて行けばよかったなとも思いましたが、親切に登り方を細かく指示してくれたり助けてくれたので無事に帰還することができました! 砂漠の炎天下の中、往復で4時間ほどかかり、本当に大変でしたが、頂上で煎れてくれたシャイの味は本当に最高でした!
今回の旅は前回の4泊7日よりも少し長い6泊9日(ストップオーバーで1泊したドバイも含めれば7泊10日旅ですが)で、行きたい場所も絞られていましたので一か所一か所を時間を掛けて周れたので本当に楽しかったです!
シークトレイルも今年はとっても楽しく、脚中アザだらけになりながら頑張って行ってきました! 夫婦二人でも結構大変で途中の滝付近で立っている監視のスタッフが見かねて最後まで一緒についてきてくれました。きっと私たちが危なっかしかったんでしょうね。。。ですのでやはり女性だけの場合はガイドをお願いした方が良いと思いました!
最終日はアンマンで宿泊でしたが、泊まったHeritage Houseもとても広く、ミニキッチンもあり、きれいで本当に良かったです! オシャレなレインボーストリートに面していて、泊まったのがイスラムの週末にあたる金曜日だったので、レインボーストリートはヨルダンの若者で大賑わい!
ドライバーのマゼンがここは安全だよ! と言っていたので、張り切って夜の街に遊びに行きました。マゼンお勧めのアラブサンドウィッチのお店(ローカルプライスですので、サンドウィッチとペプシのセットで1JD)に行ったり食後にはおいしいピスタチオのアイスクリームを食べに行ったり、更に金曜日の夜にだけ開かれているというJara Soukにも行ってみてとっても楽しい夜を過ごすことが出来ました!
旅の報告はこの様な感じです! そして、去年に引き続き、木村さんには本当~にお世話になりました!
死海の宿泊先も何度も悩み変更したり、お忙しいところ何度もメールをしてしまいましたが、いつもすぐにお返事を下さって本当に感謝しております!! ヨルダンて本当に素敵な国ですね!
周辺の湾岸諸国とは違い、非産油国なので財政が豊かとは言えないかもしれませんが、それに引けをとらない素晴らしい遺跡と素晴らしい自然、そして素敵な人々が沢山いて前回以上にヨルダンが好きになって帰国しました!
一方でレインボーストリートを歩いているとヨーロッパなどから来たと思われる観光客も沢山いたかと思いますが、やはりアジア人である私たちをじろじろ見る若者が本当に沢山いることに驚きました!
ペトラではそんな事は一切感じませんでしたが、アンマンではダウンタウンを歩いていても本当に人々がじっとこちらを見てきました。そのような環境の中で女性一人で働いている木村さんは本当に大変だと思います。
更に木村さんもブログでよくおっしゃっているようにまだまだ男性社会なんでしょうね。日中でも男性に比べるとモールなどは別として女性が外を歩いている姿は少ないと感じました。そんな男性主体のアラブ社会に負けずに沢山の人々にヨルダンの素晴らしさを伝えて下さる木村さんをこれからも、心の底から応援しております!!
どうかどうかこれからもお体に気を付けてヨルダンで大活躍してください!! そして一人でも多くの方がヨルダンを好きになることを切に願っております! 今年も大変お世話になりました!!
アラブ社会はコネの社会。フィードバックにも書いておられるように、1度知り合いになると、2回目からは「友達価格」になることも多いのです。アラブ世界に長く住んでいると、アラビア語を話すというだけでかなり優遇されることもあります。
余談ですが、先日もダウンタウンの郵便局に荷物を受け取りに行きましたら、アラビア語を少し話すというだけで、「この日本人のマダムはアラビア語を話すから、丁寧にお扱いするように」と予期せぬ VIP 待遇 (?) を受けて、念願の荷物をいち早く受け取ることができ、一同敬礼の中しずしずと郵便局を後にしました。何だか映画の一シーンのようでした (爆笑)。この中東独特の感覚が日本人心をくすぐりますね。いや、しかし私はマダムではありませんがね。注:マダムとは結婚している女性を呼ぶときの敬称。
このアラブ独特の人懐っこさというか限りなく人間臭いところがアラブ世界に住む醍醐味の一つとも言えるかもしれません(笑)。ま、それが仇となってややこしい時もありますが。
そんなアラブ世界、リピーターのお客様はきっと肌で感じていただけることでしょう。このお客様は、「一度だけで楽しむのも十分と思っている方も、2回目はもっと楽しい旅になると言う事を知ってほしい」というお気持ちから、フィードバック掲載を快く了承してくださいました。本当にありがとうございます!!
10月後半から11月にかけてもお客様がたくさん到着されます。皆さまのヨルダンご滞在がぜひとも楽しいものとなりますように!
10月30日から11月4日までの秋旅行の同行者、募集中です! http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310030000/
ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/
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