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カテゴリ:旅行記:″ヨルダンの風景便り″シリーズ
イースター休暇が明けたヨルダン。イスラムの国ですが、クリスチャンもいるので、イースター休暇があります。でも、お休みを取れるのは基本的にクリスチャンで、イスラム教徒は普通に働いていたりします。 本日のヨルダンもいいお天気~。ヨルダンはこの時期になると「いいお天気~」としか書きようがないというのも事実ですが(笑)。なんせ、毎日晴れ! 毎日青空! たまに砂塵が舞って街が乳濁色になることもありますが、基本的にいいお天気です。ヨルダンのこのお天気に慣れたヨーロッパ圏の友達などは、もうヨーロッパには住めない、といいます。雨だったり寒かったりで、非常に Gloomy なんだとか。 さて、3月にいらしたお客様からのフィードバックをご紹介いたします。9歳のお子様を含めたご家族4名様でご旅行に来てくださいました。小さなお子様連れの中東旅行…ということで、周囲からの反対の声もあったようですが、実際にいらしてみてどうだったのでしょうか。是非フィードバックをお読みくださいませ。
ヨルダンは3月28日から夏時間だったのですね。私たちが帰国した日です。結局エディハド航空は会社をあげて勘違いしていたようで、まだ冬時間であったにもかかわらず夏時間で計算・表記されていたようです。eチケットに記載されていた時間から1時間ずれていました。 アブダビからアンマンまでの飛行機内に表示されていた時間と現地に着いてからドライバーの方の車の中の時計が1時間ずれており、到着時間も1時間違っていました。???のままその日を過ごし、アラブって1時間は誤差の範囲なの~???と家族で笑い合いつつも、いったい今本当は何時?と不安になっていたところに木村さんからお電話いただきました。ありがとうございます。 結局帰りの飛行機も記載されていた時間より1時間早かったです。エディハド航空、大丈夫?でも、ドライバーのユーセフさんは時間にとても几帳面で、帰りの日も3時間前の出発でいいでしょ、という私たちに不十分だ!と主張してくれて3時間半前に出発し、結果1時間早くても余裕で間に合いました。感謝です。時間がずれているというのは航空会社としては致命的だと思うのですが…でも、ロストバゲージよりはよかったです(笑) ドライバーのユーセフさん、本当にお世話になりました。ものすごく知識が豊富でヨルダンの経済のこと、歴史のこと、なぜ近隣のアラブ諸国と違って紛争が起こらないのかについての私見など、とてもたくさんのことを語ってくださいました。ヨルダンについての知識が深まり、ユーセフさんのおかげで旅が充実したものになりました。どこにでも友達がいて車を運転していても突然路肩に寄せたかと思ったら「ハビービー(やあ、友達、って感じですか?)」と握手する姿はアラブのコネ社会を見たようで興味深かったです。 我々がランチはこうしたいと口に出す前に「ハビービー」とお友達のレストランに車は停まってしまい、結局ケバブをホブズで包んだだけの1~2ディナールくらいのローカルサンドウィッチを食べる機会を逃してしまいましたが…いつも、今度はユーセフさんが車を停める前に言おうね、と構えながら…負けました。本当は車がレストランに停まった後でもいや、違う、と主張すれば良かったのでしょうけど、母はトイレがきれいだからここが安心♪と喜んでおりました。 後に続く方に是非是非声を大にして申し上げたいのは、ヨルダン旅行は子連れでも全く大丈夫です!!!ということです。今回9歳の娘を連れてアラブに行くことにどれだけ多くの反対や驚きの声があったことか。でも、ヨルダンと、シリアもエジプトもサウジもいっしょくたにしないでーと言いたいです。フツーに気を付けて観光地をうろうろする分には日本と同じくらい安全ですね。 歴史や経済のことは全く分からず、遺跡にも興味の薄い子どもでも、道端のラクダやヤギに興奮し、ペトラで歩き疲れたらロバ乗りというご褒美が待っており、めっちゃでっかいエド・ディルを見、それはそれは楽しんでおりました。もちろん、18歳の息子にはアメリカなどとは違う文化を見せたかったのでそれは十分達成できました。 そしてワディラムのキャンプ、本当に素敵な体験でした。サンセットも降るような星もとっても素敵。ごはんも期待はしていなかったのですがとても美味しかったです。ホリデイ・インよりも良かったかも。寒さ対策を万全に、と厚手のダウンやフリースを持ち込みましたが、厚い布団が用意されていました。でも、寒いとつらいので寒さ対策は万全に越したことはないと思います。ユニクロのダウンを見て、僕も持ってる!ユニクロでしょ?と言われ、砂漠のど真ん中に送ってくれるの?と聞いたらアカバまで取りに行くそうですね。面白いですね。 クレアトラベルに僕が載っているとうれしそうに話してくれました。次の日はアラーさんがツアーに連れて行って下さいました。アイベックスを探したいとか岩の上の方奥の方までいちいち行ってみて時間をとる息子に嫌な顔ひとつせず、またラクダを見て興奮する娘を見てラクダを連れていた人に「乗せてもらってもいい?」と交渉して下さいました。少々のチップでラクダに乗った写真を撮らせていただきました。 旅行会社のツアーに入ることも検討したのですが、今回木村さんにアレンジした頂いたおかげで自由気ままに旅ができました。飛行機の遅れ、娘や息子が順番に疲れを見せたり、とハプニングはあっても自由に動けるので大変助かりました。とても満足のいく旅でした、ありがとうございます。次は妹家族を巻き込んでもう一度訪れたいです。 外国で一人奮闘されている木村さん、尊敬します!これからもがんばってください。クレアトラベルのバックナンバー(ヨルダンが載っているもの)とアジアで花咲け…は今回の旅の記念としていつまでも大切にしたいです。
子供たちにとっては海外旅行そのものが異文化に触れる貴重な体験。ヨーロッパなどでも十分に別世界で楽しめると思いますが、子供時代に中東に旅行に行ったなんて cool だと思われませんか?? さて、上記のフィードバックでお書きいただいたドライバーのYousef (ユーセフ) ですが、わたし的には彼の行動はクレームの対象になると判断し、旅行会社にクレームを入れておきました。お客様のツアーであって、ドライバーのツアーではない。主体はお客様で、ドライバーではない! 友達に挨拶を全くするなとは言わないが、公私をわきまえほどほどにするように、と厳しく申し入れておきました。 実は最近の私は、旅行会社の協力のもとドライバーと事前面接するようにしています。このYousef にも「日本人とは」というウンチクを垂れまして、失敗をくれぐれもしないようにと申しつけての仕事でした。が、思わぬところに、こんな落とし穴が! 友達を見つけては車を停めて挨拶をする…アラブにとっては普通のことなので、ここでクレームが出るとは彼も思っていなかったかも。でも優先すべきはお客様ですから。 という訳で、ヨルダン旅行にはいろいろなことが付き物ですが、いいところも悪いところもひっくるめて、これがヨルダン! ぜひぜひ「中東情緒」をお楽しみくださいませ。
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最終更新日
2014.04.21 23:27:23
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