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カテゴリ:アラビアンナイトの国―オマーン情報
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓ 懐かしのオマーン…。オマーン旅行の様子をアップせずに途中で終わっていたことに気づきました。実は今日のこの記事は、ジャバル・シャムスの観光をした後の話 (https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608190000/) になります。5年近く前の話や! すみません…。 なお、このオマーンのグランドキャニオンと呼ばれるジャバル・シャムスのトレッキングについては、私の公式ホームページ Picturesque Levant のほう( https://picturesque-jordan.com/oman/grand-canyon-jabal-shams-trekking-hiking/ ) で詳しくアップしておりますので、ご関心のある方はお読みくださいませね。 ↑懐かしのジャバル・シャムス。 さてこのジャバル・シャムスの観光後、私達はついに車の事故に巻き込まれることになります。そもそも初めから全く役に立たないナビに振り回されていました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608060000/ で、なんで空港で SIMカードを買って携帯の GPS を使わなかったのか今もって不明…(笑)。 多分、ヨルダンで車を運転するのと同じ感覚でいたのが悪かった。ヨルダンは国がとても狭いので、目的地の方向さえ分かっていれば正確な道路が分からなくても着いてしまう。さらにアラブがするのと同じように、道中で誰かに道を聞けば絶対にたどり着けます。でもオマーンではこの方法は全く役に立たないということを身をもって体験することになります。 さてジャバル・シャムスから次の目的地に向かっていた私達。でもナビが全く役に立ちませんから、結果的にやみくもに走ることに。さらに悪いことに、オマーンで出会うのはほとんどが出稼ぎ労働者。地元のオマーン人にはほとんど遭遇しません。ですからお店やレストランで道を聞きたくても、アラビア語が通じない。さらに英語も通じない(ド田舎で働いている出稼ぎ労働者はマスカットなどで働く労働者とは異なり、ほとんど英語を話しません)。つまりコミュニケーションが取れない。こうなるとお手上げです。ヨルダンではどこに行ってもアラブがいるので、車を停めて聞きさえすれば、あっちだこっちだと道を教えてくれるのです。 さらにオマーンには、道路での行き先案内が非常に少ない。特に田舎に行けば行くほど案内の看板はほとんどありません。ですからナビが役に立たないとなると、方向すら分からなくなります。 だんだん日が暮れてくる。オマーンの道路は田舎に行けば行くほど街灯もほとんどない。しかも車はすごいスピードでぶっ飛ばしているので、非常に危険。予約したホテルたどり着くなんてほぼ不可能に思えました。 そんな時に事故は起きました。オマーンの道路の幅は一般的に非常に広いのですが、事故が起きたのは、そんなだだっ広くて中央分離帯などがない道路。道路の真ん中でUターンをしようとした私。後ろから車は来ていませんでしたし、反対車線にも車は走っていません。反対車線の遠ーーーくに車のヘッドライトが見えましたが、すっごく遠かったので、Uターンをする余裕は十分あるように思えました。 ところが、車をUターンさせるためにハンドルを大きく切って反対車線に車体が入った時に、バックミラーに移ったのは…真後ろに迫った対向車! ちょうど下の絵のような感じです。 まだ遠くにいるはずの車がなんで真後ろに???!!! と思ったのもほんの一瞬、次の瞬間にものすごい衝撃! 対向車が猛スピードで体当たりしてきたのです! 黄色の線は私がUターンした線。赤いのは対向車が走ってきた線。まさに一瞬の出来事で、息を飲んだ瞬間に爆音と大きな衝撃! 私の車は大きくスピンして円を描いて、元来た道路のほうへぶっ飛びました。ちなみに私が借りていた車は三菱の大きなジープ。車高も高く、かなり大きな車。そんな車が衝撃でくるくる回転して吹っ飛んだんです。衝突の直後、たぶん数分間だと思いますが私は気を失っていました。はっと目を開けたときは私の車の周りにオマーン人がたっくさん集まっていました。 衝突は後ろから助手席のほうにかけてだったので、ドライバーの私は無傷だったのですが、助手席の友達は衝撃をもろに受けた形になり、肩の骨にひびが入ることに…。友達は衝突後のことを覚えていないと言っていますが、「痛い~、痛い~」とうわごとのように繰り返していました。死んでもおかしくない事故。セダンだったら死んでいたかもしれません…。 その時の車の写真です。私が運転していたパジェロ。ボコボコです…。 その後、救急車が来て友達は入院、私は翌日に警察署に出向いて事故のレポートをして…などなど、旅行中にはありえない出来事ばかり。これにより私は初めてオマーン人と密に接することになります。出稼ぎ労働者なぞはいないコテコテのアラブの世界へと引きずり込まれます。詳細については、次回のブログで書きたいと思います。いやぁ、本当に本当に大変な旅行でした。その後の私、海外での車の運転がトラウマになったことは言うまでもありません…。 中東での旅行はやっぱり専用車が安心! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.03 06:17:17
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