*バラの癌腫治療を試みるのだ。*
最近、スピさんが庭仕事をしていると、我が家の猫隊長・シロさんが、傍でじーーーっと見守ってくれるようになりました。リードでつなげてる訳でもないのに、シロさんは遠くに行く事もなく、ただ横にいてくれます。スピさんの庭仕事が終わると、一緒に家の中に入ります。庭仕事のステキな相棒ができて、とっても嬉しいです~♪******・・・…さてさて、ところで、庭仕事をしていて、スゴイ物をゲットしました!これ、なんだか わかりますか?…実はこれ、バラの「癌」のコブ部分なんです。この春、あまり花をつけなかったバラちゃんがいまして、そのバラちゃんの株元を確認してみましたら、茎の根元にボコボコと固い『根頭癌腫』が出来ていたんです。そこで、ここ1ヶ月ほどの間、週1のペースで癌腫に木酢酢の原液を15ccほど塗り付けていました。それから、植物にとっての善玉菌を増やす発酵液を蒔いたり、害虫避けとして、ドクダミの生葉をマルチングとして使いました。(ドクダミの独特の香りを虫が嫌うので、新鮮な葉を使います。)そうこうしていましたら、今日、固かった癌腫が柔らかくなってポロポロと取れたのでした。ポロリと取れた癌腫をよく見てみると、コブの表面に青カビや白カビなどのバラにとっての善玉菌がついています。青カビは細菌の発育を阻止する物質「ペニシリン」を合成します。…ちなみに、根頭癌腫は土にいる細菌によって引き起こされると考えられていて、癌腫のコブの中にガンシュ菌がいるわけではないようです。コブについていた青カビや白カビは、コブから栄養を取ろうとする土の中のガンシュ菌を阻害してくれたのかもしれません。…余談ですが、ドクダミの生葉も殺菌作用があると言われています。ドクダミの生葉は、害虫避け以上の良い仕事をしてくれたかもしれませんネ…と、おっと! ここで安心してはいられません!コブが取れた患部には、また木酢液を垂らしておきました。バラの根頭癌腫は、完全には完治せず再発する…とも言われているようなので、癌腫が自然に取れたからと言って、まだ油断は出来ません。冬に植え替える際には、木酢液4~8倍溶液で根を洗い、他の鉢に癌腫が伝染していないか、確認しなければなりません。これからが大変かもしれませんので、とりあえず、ブログに覚え書きとして残しておこうと思います。植物の根に活力を与え、きれいな花を咲かせ、病原菌から植物を守る活力菌液。私たちの生活に密着した有用菌をブレンドしてあります。株式会社ビーティーエヌ 植物活力液 花まもり菌液【0603superP10】