カテゴリ:税金
おはようございます。和歌山のファイナンシャルプランナー 垣由起です。
来年度以降の検討になった(一旦は凍結になった)「金融所得課税」。 「またまたよくやる政治家の都合の悪いことは撤回ですか?」なんてメッセージが聞こえてきます。 岸田さんは、「撤回ではなく、誤解を解きたい」と言っています。そのために出てきた政策が、「所得分配による格差是正→賃上げ優先」とのこと。 賃上げは、雇用者にとっては嬉しい響きですが、企業が成長しなければ賃上げも難しいですよね。 格差是正のためには、「国の経済の成長率に課税をするのではなく、経済の成長率をあげることに専念していただきたい」とは専門家の声。 国自体が成長するために「何ができるのか?」「どうしていくのか?」の政策を示してほしいですね。(今の状態じゃ、当たり前のことを言っているだけ、ボヤッとしているだけで、全く具体性が見えない。) フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏によると、格差拡大の要因には以下の公式を示しています。 「資本の収益率(投資のリターン)> 経済成長率(国民所得の伸び率)」 確かにリーマンショック後のデータを見る限り、日本のGDPは横ばいが続いていますが、日経平均株価は上昇しています。 やはり、しっかり「資産運用」することが「一番の格差是正」でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月13日 06時57分51秒
コメント(0) | コメントを書く |
|