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テーマ:最近観た映画。(40130)
カテゴリ:シネマレビュー
侯爵家の子息、松枝清顕(妻夫木聡)と伯爵家の令嬢である綾倉聡子(竹内結子)は幼なじみの仲だったが、聡子はいつしか清顕に想いを寄せるようになっていた。しかし、不器用な清顕はその愛情表現に対してうまく応えることが出来なかった。
大正時代を舞台にした切ないラブストーリーです。 今日、観てきました。 原作は三島由紀夫の“豊饒の海”シリーズの第1作「春の雪」 さすがに深いです。 最初、清様(映画の中でそう呼ばれてる)って、意地悪だし、見栄っ張りだし、やなヤツだなぁって思ってました。 でも、そういう不器用な人っているんですね。 その好きって認めたくない行動がだんだん切なく感じられるように映画は進みます。 聡子が一生懸命に好意を示してるのに、もしその時に素直になっていれば何事もなくハッピーエンド☆ って、これではお話は終わってしまいますが・・・。 やっと素直に自分の気持ちを認められるようになった時には、すでに遅い、遅すぎる~。 でもここからの清様は一途、聡子の清様を想う気持ちも一途。 それなのに~~~~~、あ~~~~~。 宇多田ヒカルの「Be My Last」が心に沁みました。 私的にはものすごくツボにはまった映画だったので、帰りに本屋さんで原作をゲット。 まだ最初だけパラパラっとしか読んでませんが、セリフは原作に忠実でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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