カテゴリ:カトリック
ローマ11・29-36
神の賜物と招きとは取り消されないものなのです。 あなたがたは、かつては神に不従順でしたが、今は彼らの不従順によって憐れみを受けています。 それと同じように、彼らも、今はあなたがたが受けた憐れみによって不従順になっていますが、それは、彼ら自身も今憐れみを受けるためなのです。 神はすべての人を不従順の状態に閉じ込められましたが、それは、すべての人を憐れむためだったのです。 ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。だれが、神の定めを究め尽くし、神の道を理解し尽くせよう。 「いったいだれが主の心を知っていたであろうか。だれが主の相談相手であっただろうか。 だれがまず主に与えて、/その報いを受けるであろうか。」 すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっているのです。栄光が神に永遠にありますように、アーメン。 詩篇69 【指揮者によって。「ゆり」に合わせて。ダビデの詩。】 神よ、わたしを救ってください。大水が喉元に達しました。 わたしは深い沼にはまり込み/足がかりもありません。大水の深い底にまで沈み/奔流がわたしを押し流します。 叫び続けて疲れ、喉は涸れ/わたしの神を待ち望むあまり/目は衰えてしまいました。 理由もなくわたしを憎む者は/この頭の髪よりも数多く/いわれなくわたしに敵意を抱く者/滅ぼそうとする者は力を増して行きます。わたしは自分が奪わなかったものすら/償わねばなりません。 神よ、わたしの愚かさは、よくご存じです。罪過もあなたには隠れもないことです。 万軍の主、わたしの神よ/あなたに望みをおく人々が/わたしを恥としませんように。イスラエルの神よ/あなたを求める人々が/わたしを屈辱としませんように。 わたしはあなたゆえに嘲られ/顔は屈辱に覆われています。 兄弟はわたしを失われた者とし/同じ母の子らはわたしを異邦人とします。 あなたの神殿に対する熱情が/わたしを食い尽くしているので/あなたを嘲る者の嘲りが/わたしの上にふりかかっています。 わたしが断食して泣けば/そうするからといって嘲られ 粗布を衣とすれば/それもわたしへの嘲りの歌になります。 町の門に座る人々はわたしを非難し/強い酒に酔う者らはわたしのことを歌います。 あなたに向かってわたしは祈ります。主よ、御旨にかなうときに/神よ、豊かな慈しみのゆえに/わたしに答えて確かな救いをお与えください。 泥沼にはまり込んだままにならないように/わたしを助け出してください。わたしを憎む者から/大水の深い底から助け出してください 奔流がわたしを押し流すことのないように/深い沼がわたしをひと呑みにしないように/井戸がわたしの上に口を閉ざさないように。 恵みと慈しみの主よ、わたしに答えてください/憐れみ深い主よ、御顔をわたしに向けてください。 あなたの僕に御顔を隠すことなく/苦しむわたしに急いで答えてください。 わたしの魂に近づき、贖い/敵から解放してください。 わたしが受けている嘲りを/恥を、屈辱を、あなたはよくご存じです。わたしを苦しめる者は、すべて御前にいます。 嘲りに心を打ち砕かれ/わたしは無力になりました。望んでいた同情は得られず/慰めてくれる人も見いだせません。 人はわたしに苦いものを食べさせようとし/渇くわたしに酢を飲ませようとします。 どうか、彼らの食卓が彼ら自身に罠となり/仲間には落とし穴となりますように。 彼らの目を暗くして/見ることができないようにし/腰は絶えず震えるようにしてください。 あなたの憤りを彼らに注ぎ/激しい怒りで圧倒してください。 彼らの宿営は荒れ果て/天幕には住む者もなくなりますように。 あなたに打たれた人を、彼らはなおも迫害し/あなたに刺し貫かれた人の痛みを話の種にします。 彼らの悪には悪をもって報い/恵みの御業に/彼らを決してあずからせないでください。 命の書から彼らを抹殺してください。あなたに従う人々に並べて/そこに書き記さないでください。 わたしは卑しめられ、苦痛の中にあります。神よ、わたしを高く上げ、救ってください。 神の御名を賛美してわたしは歌い/御名を告白して、神をあがめます。 それは雄牛のいけにえよりも/角をもち、ひづめの割れた牛よりもなお/主に喜ばれることでしょう。 貧しい人よ、これを見て喜び祝え。神を求める人々には/健やかな命が与えられますように。 主は乏しい人々に耳を傾けてくださいます。主の民の捕われ人らを/決しておろそかにはされないでしょう。 天よ地よ、主を賛美せよ/海も、その中にうごめくものもすべて。 神は必ずシオンを救い/ユダの町々を再建してくださる。彼らはその地に住み、その地を継ぐ。 主の僕らの子孫はそこを嗣業とし/御名を愛する人々はその地に住み着く。 ルカ14・12-14 また、イエスは招いてくれた人にも言われた。「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類も、近所の金持ちも呼んではならない。その人たちも、あなたを招いてお返しをするかも知れないからである。 宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。 そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.06 23:09:07
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