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『錯覚』1.26.2007(Mon)BV:樋口さん 給料が出た今晩は少し回ってみようかと思った。 先週、林さんが勤めるバーで見つけた冊子に載っているバー。行ってみようかと、足早にBVを出た。 そのバーは、BVがあるホテルの道反対。 エレベーターで7階まで上がると、そのバーはあった。入口はあるが、ドアはない。 中は、バーと言うにはとても明るい。 まだやってないのかと思った。 カウンターは7、8席。フロアにはボックス席がずらりと。 これがバーかと錯覚してしまいそうだ。 カウンターの中には男性と女性が独りずつ。男性はイヤホンと首の辺りにマイクがある。一階からの連絡だろうか。 これがバーかと錯覚してしまいそうだ。 カウンターから見るバックの棚にはウィスキーからリキュールまで並ぶ。 なんだか不安に思って、メニューを見せてもらい、クエルボを頼んだ。 無いそうだ。 切らしている。 めんどうくさいから、ズブロッカにした。 そこに、お客様がやってきた。 たった一人。なのにボックス席へ。 カウンターの中の男性はそちらに行ったが、なかなか帰ってこない。なんと、パーティの打ち合わせのようなことをやっていた。 カウンターに残った女性は、ただ立っているだけ。 それも俺の前でなく、レジの前に。 その一杯でその店を出た。 その後は林さんの店で飲みなおし。 クエルボのシルバ。 さっき呑みたかったテキーラだ。 しばらく、ばかげた話をする。 ところで、今晩は女性客が多い。 俺にしては珍しいが、何も起きることはない。林さんが勤めるこのバーは気さくな雰囲気で、BVのようなオーセンティックなバーではない。 そこがいいのか、お客様がいつも多いし、女性客も多い。もう二名女性が入って来たので、俺は帰ることにした。 博多駅近辺で三軒目を見つけるのはたいへんか。 GoodNigth『不況』1.27.2007(Tue)BV:大岡さん、馬尾さん 今晩はラフロイグがまだあることを確認して呑んでいる。 いや、まだまだある。 昔のように三日連荘で呑んで一本をあけるようなことは無い。 俺も大人になったかと思うが、そういうわけではない。 ところで、世の中はずいぶんと不況だ。 世の中の全ての人がどのくらい不況か、肌で感じているのだろうか。 ちなみに、大岡さんにホテルの具合はどう?と尋ねてみた。 「ホテル以前にバーが」と・・・ 12月あたりからずいぶんと売上が減ったそうだ。 俺が勤める会社は大手メーカーの子会社。いや、関連会社と呼んでいる。 そんな関連会社がたくさんあるが、その中の1つが工場を全て閉鎖し、何千にと言う社員に早期退職をお願いしている。 「来たか!!」 うちの会社だって、もうすぐやってくる。 なんせ、仕事が無いから違う部署に出稼ぎに行ってる。 こりゃ、尋常ではない。 以前にバブルがはじけてもそんなことは無かった。 しかし、それがわかっていない社員が実はいるのだ。 「仕事があるから調子が良い!」 ともかく4月は何かが起きる。 Good Night