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カテゴリ:映画
中・高校生の頃、親の本棚からそっと抜いてきて、隠れて読んでいたのが、江戸川乱歩や横溝正史、円地文子、石坂洋二郎などの本だった。あっちゃんさんの日記で、その頃読んだ江戸川乱歩の「盲獣」などが、映画化されていることを知りました。そしてWOWOWでも放映されていることに気がつき、
今日「江戸川乱歩の陰獣」を録画しておいて見ました。 1977年 加藤泰監督作品です。 見ているうちに、この本を読んでいたらしく、あらすじが思い出されてきて、犯人が先にわかってしまったので、出演者の懐かしい顔や、大正時代の風俗を楽しみました。 吾妻橋や隅田川、浅草の様子、「山の上のホテル」は去年知人に連れて行ってもらったばかりだったので、ハア、当時はこんなだったのかなんて。 あおい輝彦、香山美子、若山富三郎、大友柳太郎、川津祐介、田口久美、倍賞美津子、仲谷昇などの出演です。 殺しあうまでの情愛の世界、大昔に読んだときに、どんな感想を持ったのかも覚えていませんが。 凝ったシーンも随所に楽しめました。さいごのあおい輝彦が謎解きをする場面がよかったです。 大正時代というのは、独特の美があったようですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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