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カテゴリ:読書
「ムーン・パレス」 ポール・オースター著/柴田元幸訳 新潮文庫 1994年刊
読み終えました。 気がついたら、主人公と一緒にアメリカ合衆国を個人的アメリカ史を往還しながら、大陸横断していました。 解説によると、作者自身が「私がいままで書いた唯一のコメディ」と規定されているそうですが、なんとスケールの大きい、切なくも中身の濃いコメディ小説でしょうか。 久しぶりに小説の面白さを堪能しました。 内容については、これから読む方たちのために、説明は不要であると思います。 細部については、また少し書いてみたいです。 私はオースターは、映画「スモーク」「ブルー・イン・ザ・フェイス」の原作者、監督ということで興味を持ちました。そして新潮文庫からでている「スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス」を読んで、好きになりました。 この本は以前から読みたかったもので、たまたま回廊宮に30000アクセスを踏んだ記念に「くる書店」よりいただくことができて、嬉しかったです。今年はほんと当たり年!!! ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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