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カテゴリ:映画
パゾリーニ(1922-1975)の長編作品 *「アッカトーネ」1961年 *「マンマ・ローマ」1962年 *「ロゴパグ」1963年 *「愛の集会」1963-64年 **「奇跡の丘」1964年 *「大きな鳥と小さな鳥」1965-66年 **「アポロンの地獄」1967年 **「テオレマ」1968年 *「豚小屋」1968-69年 **「王女メディア」1969-70年 *「デカメロン」1970-71年 *「カンタベリー物語」1971-72年 *「アラビアンナイト」1973-74年 **「ソドムの市」1975年 パゾリーニのコメントをいただいて嬉しくなって、 1999年4月に開催された、パゾリーニ映画祭の広告パンフをスキャンしてみました。私は当時パゾリーニを見に行くほど精神が強くなくて、パンフレッドだけを持ち帰ったものです。 この中で私が見たのは**印だけです。 しかもソドムの市は、気分が悪くなって途中で映画館を出てしまいました。30年近くも前の話ですが。(笑) それでも、好きな監督と、言ってしまいます。 私が好きなのは、「王女メディア」「奇跡の丘」「アポロンの地獄」の順でしょうか。 王女メディアはカインさんも言われているように、マリア・カラスがなんともよかったです。そして映像も目を見晴らせました。奇跡の丘は、驚愕しました。後で、聖書の言葉通りを映画のキリストが語っていることを確かめて、私たちはキリスト教を何にも知らないと思いました。布教や政治のために都合よく書き換えられたキリスト教を知っているだけなのではないかと。聖書の言葉がこれほど激しく語られて、なおかつ真実を感じさせる。これはパゾリーニのキリストだと思いました。アポロンの地獄は、最初のシーン(母の授乳、木々と風)が美しかった。強く印象に残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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