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カテゴリ:映画
再び実務関係でがっくりしたことがあって、ボーッと録画しておいた映画を見て気分転換を図りました。“あたり!”の映画でした。
*「バッファロー’66」 BUFFALO '66 1998/アメリカ 監督:ヴィンセント・ギャロ 出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティナ・リッチ、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・ギャザラ、ケヴィン・コーリガン、ロザンナ・アークエット、ミッキー・ローク、ジャン=マイケル・ヴィンセント、アレックス・キャラス 番組案内●日本で異例のロングランを記録したV・ギャロの個性溢れる初監督作品。ギャロ演じる孤独で不器用な男と、男に拉致されたC・リッチ演じるキュートな少女の不思議な恋物語。 ヴィンセント・ギャロは初見だったため、ネットで調べてみて、ほおう、と感心。 俳優、ミュージシャン、モデル、レーサーなど、多才な顔を持つ人だとか。 少女役の女優さんも、どこかで見たことのある顔だとは思ったのだけれど、あのぷりんぷりんの豊かな胸に目が釘付けになって、最後まで思い出せなかった。 後で調べると、あの『アダムス・ファミリー』に出ている女の子じゃないですか、しかも母さん役のアンジェリカ・ヒューストンは、ここではビリーの母親役を好演してるじゃありませんか。あらあら。 番組表を見ていると、ミッキー・ロークも出演しているとか、でもどこに出ていたかわからなかった。はてな?と、これもネットで調べたら、やくざの悪役やってました。老けててわからなかったわ。 初めから、カメラの技法が新鮮でした。一瞬アウシュビッツかと見紛う刑務所の遠景と哀切な音楽で印象的に始まるのですが、徐々にだんだんコメディーに。 家族の虚構とその幻想がセンスよく、しかもシリアスでなく表現されていました。 二人で三分間写真?を写すシーンなど、身につまされるセリフもあって笑っちゃいました。二人の表情決まっていて、演技うまいです。 友情と恋も、可愛い。ベットのシーンもよかったですね。『アメリ』でも笑っちゃうベットシーンがありましたが、このベットのシーンも好きだな。 あわや殺人か、との結末もハラハラさせておいて笑わせる、憎い演出でありました。 これは『パンチドランク・ラブ』よりも多彩で面白いかも、でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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