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カテゴリ:映画
テレビで見た映画です。
*「バグダッド・カフェ」 Bagdad Cafe 1987/西独 制作・監督・脚本:パーシー&エレオノール・アドロン 出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、ジャック・パランス、C・C・H・ハウンダー 番組案内●ラスベガスの砂漠にたたずむ一軒のモーテル。そこにいつも不平ばかり言っている女主人と怪しげな住人がいた。ある日、太ったドイツ人、ジャスミンがやってくる。 だいぶ前に、たまたまテレビで一部を見て、題名もわからぬまま見逃していた映画です。その時の砂漠とカフェ、給水塔と人物のかもし出す雰囲気、独特の色彩のトーン、カメラアングル、強く印象に残ったまま数年がすぎていました。 昨日きちんと観ることができて、気分がすっきり。 「コーリング・ユー」のテーマ曲が、とても効いています。 大好きな映画なのですが、ジャスミンが去ってもう一度帰ってくるところからが、付け足したような違和感が残りました。 これは劇場公開時のフイルムではなく、〔完全版〕ということなので、当時のものと少し違っているのかも知れません。 ジャスミンが帰ってきてお祭り騒ぎになるところで、一人女刺青師のデリーだけが、「みんな仲良しすぎる」と一言無表情に発して、モーテルを出て行ってしまうところが、すごく好きでした。 ここで使われている「コーリング・ユー」はジヴェッタ・スティールが歌ってるそうなのですが、この曲は他でも聞き覚えがあって、もやもやしています。 うちの同居人はホリー・コールのアルバム「コーリング・ユー」を持っていて、これはオリジナル版ですね。ホリー・コールの方が線が細くて、細やかな歌い方のように思いました。有名な曲で多くの人がカヴァーしているのでしょうが、確かにこの映画以外のどこがで聞いた事があるのに、どこだったのかが思い出せません。 「シェーン」などに出てくる名悪役のジャック・パランス演じる画家とジャスミンの掛け合い(肖像画を描くところ)も、笑えました。 など、細部を語り始めたらきりがないので、この辺で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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