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カテゴリ:読書
本書は2008年5/25NHK教育テレビで放送された
新日曜美術館「この人が語る私の愛する写真家 辺見庸 私とマリオ・ジャコメッリ」 の内容を再構成し、大幅に加筆、修正したもの。 「私とマリオ・ジャコメッリ」 <生>と<死>のあわいを見つめて 辺見庸 日本放送出版協会 2009年5/30発行 この新日曜美術館の放送は見ていて、目に焼きついた写真だった。 紹介記事を見て、即購入していた。 不吉なものから出て 異界に佇む私とであった スカンノの少年よ 不吉なものとは共同体の決まりごとか 母の母の母の母の胎内の冥さを巡ることか 「美しいものは恐ろしい」 ならば、不吉なものも美しいか 発光する異形のものよ スカンノの少年よ きみのその眼差しのただようところ 空虚の向かうところ 私を呼ぶところの そのまなざしに入って行こう ↑ これは脈絡も無くただ浮かんだ言葉。 他の写真にも魅かれるものが多い。 手元に置いて時々眺めよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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