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カテゴリ:健康
皆さんこんばんは。
いや~寒いですねぇ。今日の東京はは最高気温10℃に届かなかったみたいですよ。それでは、さっそくいきましょう。 今日の特集は「冬の健康味覚 渋味 うまさ倍増でかぜ予防」でした。 食品に含まれる渋味成分は旨味や甘味を強調する! 日本人は、食事に渋味を上手に取り入れて美味しさを引き立てさらに冬場の健康を保ってきた! 最新情報(2005年9月発表) お茶の渋味成分(EGCG)が冬場に増えやすい脳内の老人斑(βアミロイド)の発生を 抑制して認知症・アルツハイマー病を協力に予防することが判った。 (埼玉医科大学 森隆助教授・南フロリダ大学 共同研究) 今日のゲストは、 日本医療栄養センター所長、北里大学保険衛生専門学院教授 医学博士 管理栄養士 井上正子 さん βアミロイドは代謝機能が衰えると体内に蓄積されるようになり、 老人斑となって現れる。 この老人斑は神経毒でもあり、認知症・アルツハイマー病を引き起こす要因ともなる。 ラットの実験で、EGCG投与によりβアミロイドの量が約半分(47%減)になることがわかった。 お茶の渋味成分で、認知症・アルツハイマー病を予防 お茶は渋ければ渋いほど冬場の脳の衰えを防げる そこでおすすめは粉茶 EGCGは溶けにくいため、粉茶で葉ごと飲むとよいそうです。 ただし、淹れ方が大切 渋味を生かす粉茶の淹れ方 湯飲みに小さじ2杯の粉茶を入れ熱湯を直接注ぎ、 スプーンなどで泡立つほどかきまぜてから飲む 茶せんを使うと泡立てやすいですね。 泡を立てると空気が苦味をコーティングしてマイルドになり、 飲みやすいそうです。 とはいっても、にがいお茶を飲むと甘いものが欲しくなります。 そこで、 Q.お茶の渋味の効果をより高めるお茶うけは? 1.せんべい2.ようかん3.らくがん 正解は2.ようかん(小豆) お茶の渋味成分(EGCG)は血中にとどまる時間が短いので、 1日に5杯程度飲む必要があるのですが、小豆に含まれるサポニンが 肝臓でEGCGをメチル化してくれるそうです。 メチル化したEGCGは、吸収率も高く、吸収後の血中からの消失速度も EGCGと比較して緩やかなんだそうです。 お茶の渋味で、認知症・アルツハイマー病を予防するだけじゃない! 渋味を生かした食べ方をすることで ・がん細胞の発生(ゴボウ) ・かぜ・インフルエンザ(ほうれん草・春菊) ・食べ過ぎによる肥満(すだち・ゆず) など 冬場心配な症状を予防できる 注目情報 ゴボウの渋味成分が冬場に増えやすいがん細胞の発生を強力に抑制することが判った。 (名城大学大学院農学研究科 小原章裕助教授) 野菜の発ガン抑制効果を調べたところ、ゴボウは生でも加熱しても 抑制効果に変化がないそうです。 ゴボウの渋味成分でがんを予防 ゴボウの渋味を生かすには 皮をむかず、シワシワにしたアルミホイルでこすってから調理する。 皮に渋味成分が多い、但し汚れは取りたい、でも水にさらしたくない ということでアルミホイルでこするといいそうです。 食べ方は? ささがきにしたゴボウをかき揚げにして塩で食べると効果的! なぜ塩なのか? 天つゆに含まれる砂糖は渋味成分(クロロゲン酸)の吸収を悪くしてしまう そうです。 食べる量は? 80グラムを3日1回くらい。 次はほうれん草・春菊 ほうれん草・春菊の渋味(フラボノイド)は上手に摂れば免疫力を高めて かぜ・インフルエンザを予防する。 フラボノイドはポリフェノールの一種で毛細血管を丈夫にしてくれる。 末端の細胞まで栄養を届けてくれる毛細血管が丈夫になると、 かぜ・インフルエンザの予防に効果がある。 その上手な摂り方とは? (これは、今の時期にしかできない方法なのですが。。。) ほうれん草・春菊の渋味成分を効果的に摂るには 水をいれた花びんに差して外に一晩置いておく! なんと、外に出したほうれん草は通常の温度で保存したものに比べて、 糖が約1.5倍、ビタミンCが1.6倍になるそうです。 なぜか? 葉もの野菜は寒いところに置かれると、凍らないように自分の中で不凍液に 似た成分を作り出すのだそうです。 窓の外において渋味成分を増やしたほうれん草・春菊は高野豆腐と 一緒に鍋物や煮物にするとさらに効果的! 次はすだち・かぼす 注目情報 皮が青いかんきつ類に含まれる渋味成分(シネフリン)に交感神経を 活性化して冬場に溜まりやすい脂肪の燃焼を促進する効果があることが 判った。(アメリカ国立研究衛生学研究所) すだち・かぼすの渋味成分で冬太りを予防 すだち・かぼすの皮をすりおろして味噌汁に入れて摂ると効果的! 味噌汁に皮の青いかんきつ類(すだち・かぼす)の皮をすりおろして耳かき1杯分入れ 毎朝摂ると基礎代謝が上がります。 ←クリックお願いしま~す♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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