パンラヤー（妻）はタイ人

日本で生まれて、日本で育ったことに今までそれほど違和感を感じずに生きてきましたが、
海外を旅行したり、暮らしたりすると、日本人にはある種の「能力」があることに
気づきました。

それは、問題解決を表面的に終わらせないことです。

トヨタ自動車では、何か問題が起きたときに、「５回の「なぜ」を繰り返せ！」

と言われるそうですが、

途中であきらめてしまったり、安易な手段に逃げるたりせず、自分（達）で考えて
徹底的に原因を追究することができるというのは、結構すごいことなのかもしれない。

私は、この能力が日本の製造業を強くした要因の一つではないかと思うのです。

「なんだ、そんなの当たり前じゃないか！」と思ったあなた。

タイに限らず、東南アジア諸国を旅すると、いかにその場しのぎの対応が多いことに
気づくことでしょう。

まあ、それでも、問題が発生したときに、その場しのぎとはいえ、ある程度ＯＫな
レベルの結果まで、持っていくことができる、タイ人の能力もすごいんですけどね。

追記：

誤解の無いように申し上げておきますが、この能力があるから日本人は優秀だと
言うつもりは毛頭ありません。

ですが、品質の良いものを大量に生産するときには必要なことであるとは思います。

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