パンラヤー（妻）はタイ人

タイは今、一年で一番暑い時期を迎えております。
日中の最高気温は35度以上の日が連日続き、深夜になっても気温がさがりません。
昨晩はエアコンが無ければ眠れないほどの暑さでした。

日本でも近年は非常に暑い夏を経験することが多くなり、
熱中症で病院に担ぎ込まれる人も多いようですが、
タイでは一年中暑いですから、熱中症には常に注意しなければいけません。

特に私のようにいつもは冷房の効いた建物の中で仕事をしている人間が、
急に外に出たときには注意が必要です。

えっ、そんなことあるのかって？
あったんですねぇ、これが。

先週、金曜日の夕方４：００から避難訓練がありました。
こちらの午後４：００は日本で言えば３：００くらいと思っていただければいいと思います。
まだ、日は高く、気温は４０度近くあります。
オフィスの気温は２７度くらいですから、１０度以上の差があるわけですね。

非常ベルが鳴り、建物の外に避難しようと扉を開けたとたん、熱風が私たちを襲います。
大袈裟な話ではなくて、本当にドライヤーの熱風を全身に浴びているようでした。

そして、次に襲ってくるのは強烈な日差し。
全従業員が中庭に集合しましたが、日陰がほとんどないんです。

さらに、訓練で到着予定の救急車は、本当の火事があったため、１０分ほど遅れて到着。
話し好きの消防署長さんが間を持たせていますが、私には何を言っているのかわかりません。

気分が悪くなった人のために、アルコールをしみ込ませた綿棒が配られています。
これは、気付けのためだったのかな？

いや～、今までの人生の中で、日差しがこれほど痛いものだと思ったことは
ありませんでした。

観光でタイにいらっしゃる方は、帽子、日傘、水分補給（塩分・糖分も忘れずに）など、熱中症対策を充分に行うようにしてください。サングラスも必需品ですよ！

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