パンラヤー（妻）はタイ人

先週は２７日から４日間出張でフィリピンに行ってきました。
時速５kmの台風がウロウロしていて、行けるかどうか心配していましたが、
当日は空港から離れた場所にいてくれて、遅れもなく、マニラ・ニノイ・アキノ空港に到着。

イミグレで、入管職員から「日本に帰れ！（聞き取れず）俺のしったことか！」と
怒鳴られていた日本人らしき人がいて少々ビビリましたが、私は無事に通過。

会社が手配してくれた車の運転手と会うのに少々時間がかかりましたが、
何とか会えてマカティ市内へGO！マニラは蒸し暑かったです。

宿泊ホテルが急に変更になっていて、頭に叩き込んだホテル周辺地図がまったく
役に立たなくなってしまうというハプニングもありましたが、それもよくある話です。

マニラ市内の渋滞はバンコクに比べればたいしたことはありませんでした。
しかし、割り込み＆クラクションが凄いことと、交通量の多い道でも交差点に信号がなく、
パッシングで「通るよ～！」と意思表示をして、ごり押しした人が進んでいけるなど、
「この国では控えめな人間は生き残れないな」と思いました。

翌日から二日間は会議室に缶詰めでお仕事です。
日系企業とはいえ、日本と違って残業が美徳とされる国ではありませんので、
我々も効率を上げて、６時前にはオフィスを後にしました。

出張最終日の午後、
「アロヨ大統領の退陣を要求する上院議員らがマカティ市内のペニンシュラホテルに立てこもった」
というメールが飛び込んできました。

上院議員ら立てこもり、アロヨ氏退陣要求　軍が強行突入

幸いにも６時間後に投降し逮捕されましたが、当日は午前０時から夜間外出禁止令が
出ました。
最後の夜なので、駐在員の方が食事とカラオケに誘ってくれたのですが、
早めに切り上げて帰宅ならず帰ホテル。
（Candyちゃんともう少しお話したかった。。。）

翌日はタイでは売っていないという「パパイヤローション」をお土産に買って空港に
向かいました。
デパートの入り口で荷物チェックがあったのには少し驚きましたが、
先日爆弾テロがあったという話を聞くと、それも仕方ないのかもしれません。



空港でも数箇所のセキュリティーポイントがあります。
空港に入る車はトランクを開けて、車の下をミラーでチェックされます。
出国審査の後には（前だったかな？）ベルトを外して靴も脱いで金属探知機を
通過しなければいけません。

帰りの便ではマニラのインターナショナルスクールの女子高生集団に周りを
囲まれてしまいました。
私の隣の子は化学のテキストを読んでいましたが、他の子はゴシップ雑誌やお菓子を
仲間内で回したりと楽しそう。
機内食はチキンとビーフのチョイスでしたが、
「ビーフ、肉硬いわね。」、「チキンはまあまあよ」と交わされる会話は
日本の女子高生とたいして変わりはありませんでしたね。

スワナプーンではラウンジが使えたので、２時間ほどの待ち時間もゆったりと
すごすことができ、たいした疲れも感じないままチェンマイに帰ってきました。

空港に着くと「今空港近くのショッピングモールにいます。これから迎えに行きま～す♪」
という妻からの電話が。
３０分ほど経って、心配になり電話すると「車のエンジンがかかりませ～ん！」

今回はそういうオチでしたか。。。

でも、無事に帰れましたので、「終わりよければ全てよし！」ということで。

それでは、また。

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