L Change the World
勝手な“同郷のよしみ”で『L Change the World』を観にいってきました。先に観にいった知り合いの中学生が「気持ち悪い」と言っていたと聞き、それなりに覚悟して観たのですが、私にはさっぱり気持ち悪いと思うところはなくて、若い感性とのギャップを痛感しました。予告で観たシーンは、こういう理由だったんだ!とわかる場面もありましたねぇ。アクティブに動くLの姿が観ている側にもこれが最後の23日間だということをはっきりと意識させます。「あと○日ある」と言ったLの言葉が重かったです。「L」こと松山ケンイチ、出身地青森県むつ市。トーク番組やインタビューで聞く彼のうっすらとした訛りが、逆に私には驚きです。同じ青森出身の者としましては、話し言葉は方言なら方言、標準語は標準語と使い分けが出来るのが地方人の技でして、本来きっちりと言語モードを使い分けられると思うんです。なのに彼はその両方が混じるんですねぇ。これはかなり高度な技ですよ~!私には出来ないです。彼の信念の表れなんでしょうね。それから「F」こと波岡一喜、これにも出演していました。いろんなドラマや映画を見直すと、あちらにもこちらにも度々出てくるではありませんか!ここ最近気になるバイプレーヤーの一人です。