|
カテゴリ:吹奏楽
28日(土)、友だちの友だちの結婚披露宴でフルートアンサンブルを披露することになっている。
同じ吹奏楽団のフルートのメンバー(女)の友だち(男)が、 「女友だちだから呼べないけど、演奏しに来て」(未だにそういうことを気にする人がいるもんですねぇ) と言って、披露宴に出られない友だちのために出席のチャンスを作ってくれたとか。 そこで、お寺で吹いたメンバーのうち、当日都合が付く5人で吹きに行くことにした。 何曲か吹くのだが、そのうちの1曲として、新婦のたってのリクエストで、ドボルザーク作曲の「我が母の教え給いし歌」という曲をやることになった。 (フルート五重奏の楽譜がなかったので、わたしが編曲した) この「我が母の…」という曲、どうにも辛気臭い曲である。 短い曲だが、長調なのか短調なのか分からないまま終わってしまう。 さらに細かい話をすると、歌は2/4拍子だが伴奏は6/8拍子…という、リズムのとりにくい曲でもある。 五重奏だと、1番を吹く人(歌)と、2番から5番を吹く人(伴奏)が、お互いにつられないようにしなければならない。 陰気なうえに吹きにくく、「これってどうなのよ感」全開だ。 (弁解しますが、編曲のせいじゃないですよたぶん) でもね、新婦の思い出の曲だって言うからね…ゴニョゴニョ そんなわけで、忙しい中何回か集まって練習を重ねてきたところだが、今日になって話が変わった。 最初は「出し物の1つとして、持ち時間10分の中で」と言われていたのだが; この「我が母の…」を、新婦が両親への手紙を朗読する場面でBGMにしたいんだと! えええええーっ いいんですか、シロウトの演奏をバックにするなんて??? どういうレベルを想像しているのか全く理解できないが、うちらしょせんシロウトですからね。 「新婦から両親への手紙」と言ったらアナタ、披露宴の山場中の山場でしょ。 お父さんが号泣して(決め付け?)、みんながもらい泣きする場面なんだよ。 そんな重大な局面で、BGMがシロウトのフルートって…。 新婦さん、チャレンジャー過ぎますぅ…うちらの演奏、1回も聴いたことないのに。 ちなみに新婦はわたしより5つ6つ年上らしい(新郎はわたしと同い年らしい)。 その年齢なら、他人の結婚式にも何回か出てるでしょ…もっとほかにアイディアはなかったのかね…。 友だちに「二人を何とか思いとどまらせてよ」と頼んだのだが、 「アタシもさー、『それはまずいよ』って何回も言ったんだけど、ダメだったんだよー。 だからお願いっ!あきらめて吹いて」 と逆に頼まれてしまった。 そんなに言うんだったらやりますよ。やりますけど、後悔しないでよ…。 「一生にいちどの晴れ舞台」をブチ壊したらどうしよう…5人全員坊主だな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.23 00:08:01
[吹奏楽] カテゴリの最新記事
|