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カテゴリ:苦悩・子育て(未就学時期)
子供の通っている母子通園施設では、月一くらいで勉強会があり、 その世界(知的障害児、重度の障害児)のお仕事に関わるトップの方が呼ばれることが多いです。 先日いらっしゃった先生は、 娘さん(昭和38年生まれ)が生後初期に髄膜炎にかかり、七ヶ月頃に点頭てんかんを発症し、脳性麻痺と診断されたそうです。 いまのような小児医療が充実している時代ではなかったので、「お母さん、気にし過ぎ!」とほったらかされ同然だったことや、 現代医療から考えれば誤診?と思われる記述もあり、どんなに大変な思いをされたかがひしひしと伝わりました。 その娘さんは学齢になったとき、当時は車椅子もなく、学校内にオムツをとりかえる場所もなかったので 「修学猶予」となり、三年目には「修学免除願い」を提出させられたそうです。 1972年ごろ、娘さんはマザーズホームというところへ通っていたそうですが、「どこにも行けない重い障害の人たちの吹きだまり。満杯(原文ママ)」だったとのことでした。 その後、仙台市鶴谷養護学校が発足したのは1978年のことで、 当時14歳の娘さんはやっと就学がかなったそうです。 その後、講演にいらっしゃった先生は、障害者の通所ホームをつくることに尽力され、70歳を超えた今でも元気に活動されている。。との内容でした。
全然70過ぎには見えなかったです。 質疑応答で、あるお母さんが「うちの子はどこへ行っても『なに?あの子?』と、いうような奇異な目でみられ・・・」と、話しだした途端、 先生「奇異とはなんだ!奇異とは!(怒)。 あんた!自分の子供をまだ認めたくないのね。 乙武さんの親御さんの言葉を反芻したらどうよ?」みたいな、 お怒りの勢いが凄かったですが、りと様は深く共感しました。
※乙武さんの親御さんの言葉=ありのままの新生児の乙武さんに対面した親御さんが、はじめて乙武さんにかけた言葉が「かわいい!かわいい!」だったこと。
講演の後には、福祉施設で作ったグッツの即売会があり、 絵葉書は5〜6枚セットで¥200、可愛いので即ゲットすることにしました。 プラス、なぜか?テディベアーも「¥200」だと思い込んでいたりと様。。 茶色のクマさんが多い中、白は一匹しかいなかったので、「どれ、これが一番可愛いかな」と、お会計をお願いした所、 「合計千七百円です」と、いわれ、目ん玉が吹っ飛びますた。 二百円ではなく、間違いなく千五百円でした。 講演会にいらっしゃった偉い先生は「は〜い、ありがとねっ」と、上機嫌にしていらっしゃるし、今更あとにはひけないので 超高級なテディベアーは、我が家で引き取ることになりました。 表立ってのボランティア活動はなかなか出来ないので、 りと様的ボランティアは 障害者の方がやっているお店で飲食したり、パンやアイスを買って協力しています。 このクマさんは娘は気に入ったのが幸いでしたので、大事に遊ばせようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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