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カテゴリ:特別支援学級・情緒クラス
しばらく更新できませんでした。疲労が蓄積しておりまして。。 お気に入りのブログは毎日読んでましたが 疲労や体の痛みで自分のブログは書くことが出来ませんでした。 それでも日常生活でやらなくてはならないことを大体片付けたのでようやく書く気力も湧いてきました。
いつものごとく画像と文章の関連は特にありません(^^;。 今冬に撮影した青葉区堤町の菊田陶器店の電飾です(既に公開終了)。 娘の入学からあと少しで一年が経ちますが、今も通学の付き添いが続いています。 それでも今年に入ってから放課後デイサービス(障がい児が放課後に集まって宿題をやったり遊んだりする所)を利用するようになり、下校の時に施設の方が子供を教室まで迎えに来てくれるので 週に数回は 帰りの迎えから解放されて助かっています。普通学級に通う親御さんが働いている低学年の子供たちは放課後は児童館へ行きます。 しかし個人的ケアが必要な特別支援学級の子は定形発達のお子さん達のように自力で児童館まで移動することが難しく、そこで「放課後デイ」の出番となるわけです。 治安の問題から子供にとっては身の安全が第一ですしね。。
特別支援学級では卒業する6年生と新学期から特別支援学校に転校する4年生のお子さんへの「お別れ会&壮行会」がありました。 支援学校へ転校する四年生の男の子は多分ダウン症だと思われますが いつもニコニコしていて顔見知りの私に会うと「りと子ちゃんのお母さん」と、とびきりの笑顔で応えてくれて本当に可愛いかったです。 会話ができるダウン症のお子さんはそれまで会ったことがなかったので多分軽い方なのだと思います。 が、声のボリュームが最大に近い特徴があり、トイレ・着替えの身辺自立は出来ていても常に先生のチェックが必要なお子さんでした。(手洗いなど促されるまでボーッと立っていたり、静かにしなくてはいけない状況で大声でお喋りをするなど。) 給食は先生に食べさせてもらっていて担任の先生は残り五分で自分の分を食べていると聞いていました。 私は彼の笑顔にとても癒されていたので正直転校して会えなくなるのはとても寂しいです。 彼も自分なりに「3月までしかこの学校にはいられないんだ」と感づいているような気がしました。 1〜2か月前は笑顔が少なくなってあまり話しかけてこなくなり、こういう言い方は失礼かもしれませんが可哀想だなと思いました。 小学校入学時に教育委員会から「支援校判定」か「支援級判定」だったのかは分かりませんが、 仙台市では委員会の判定より親御さんの希望が優先される傾向が強いように感じます。 担任の先生を「ぼくは先生がだーい好きです!」と毎日何回も言っている彼に「支援学校へ転校」という寂しさを味わわせるのは酷だとな。。と私は思いました。 今は会えばまた話しかけてくれるようになり、笑顔いっぱいの本来の姿に戻っています。 と、いうわけで「お別れ会=壮行会」での色紙に書くメッセージと保護者からの一言を求められましたが 私は彼に「頑張って」と「新しい学校で友達いっぱい作ってね」とは言えなかったので「元気に大きくなってください」と色紙に書き、 保護者からの一言では卒業するお子さんと彼への合同メッセージにして
「私たち親子が初めて◯◯さんと◯君に出会ったのは2014年の夏、◯◯◯学級(現在の特別支援学級)へ見学に来た時でした。 小学校で初めての同級生がお二人だったことは、りと子(娘)にとって大変幸運なことでした。 親にとってはあっという間の一年間でしたが、りと子にとっては楽しいことばかりで 七年間生きてきた中で一番充実した一年だったようです。 それもまたお二人の存在のおかげだったと思ってます。 今までありがとうございました。」 我が子同様コミュニュケーションに難ありなので そのお子さんにも「中学で友達作れ」とは言えませんでした。 私自身、友達は無理やり作るものではなくて自然に出来るものだと考えています。 娘は、小学校では時間はかかりましたが支援級の上級生の女の子と日に日に仲良くなり、 放課後デイでは似たようなお子さんが在籍しているので(イコール普通のお子さんは行けないということ)すぐに友達が出来たようです。 支援学校へ転校するお子さんの保護者の方は欠席でした。 代わりに「皆様へ」という手紙を先生に託されていました。 大体が「うちの子と仲良くしてくれてありがとうございます。」という内容でしたが 先生(中年女性)が「泣かずに読めるか心配です」とおっしゃりながらも全く感情的な様子を態度に表さずに淡々・テキパキしていらしたのでさすがだな・・と感じました。 また、これは備忘録として記録しておきますが 先生曰く「障害のある子は『ご飯を食べるために働く』と言われてもピンとこないので 『自分の趣味にお金を使うために働く』のだ」と教えると良いそうです。 「今はピンとこなくても10年後には上記の言葉の意味が分かる日が来ます。」と参観後の懇親会でおっしゃっていました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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