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山口小夜の不思議遊戯

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2009年04月01日
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カテゴリ:出会い系
                         鑿痕
                 第二十一章 牢屋の内と外
         

 【秋野真珠さん☆黒井蓮華さん☆透子さん☆まめさん☆愛、燦々とさん】
  ──親友たちの群像──


 3月28日からこの方、私にとっては連日、記念すべき日が重なりました。
 まずは28日当日。あれからもう一週間近くになるのですね。
 私の愛する透子さん秋野真珠さん黒井蓮華さん&お子たち☆まめさん☆愛、燦々とさん&ミニ燦々とお会いすることが叶いました! 

 黒井さん、並ならぬご尽力での取りまとめ役、本当に感謝しております。
 黒井さんのまわりに、いつも人の輪が出来上がるのです。

 深夜バスに乗り、よくぞいらしてくださった真珠さん&まめさん。
 とんぼ返りで深夜にお帰りになったおふたりの、楽天メンバーへの深い愛情に、私はどうやって報いればよいのでしょう。
 真珠さんとの初デートは二年前のこと。あの日を懐かしく思い出しました。ますます溌溂とした健康美人におなりですね☆ プラスイメージ満載の存在感は健在です!
 まめさん、可憐だ…(←五右衛門風)
 まめさんの素晴らしいところは、華奢で抱きしめちゃいたくなるほどかいらし(可愛らしいの英弁)外見とギャップが魅力の男前なキャラクター! そしてなんといっても、親友の作品すべてを古い古い過去に至るまで記憶し尽しているという、真珠さんの才能に対する敬意を、親しき仲にも大切に持っていらっしゃることが特筆されます。おそらく、真珠さんはまめさんの、この記憶に報いようと努力している場面もあるはず。互いの信頼と尊重の上に築かれた友情には、実に豊かな実りがあります。

 手前味噌な話題で恐縮なのですが、わが愛、兼続(←黒井さん&小夜子で勝手に改名)に至っては、私は彼女に1985年以降、本棚一台分の原稿を手渡しているはずなのですが、おそらく愛、兼続はそのすべての内容を忘れ去っている! 
 それが悪いとかいうのではなく、彼女はそういう人であって、そのような人の印象に残るにはどうしたらいいか七転八倒したなれの果てが今の私ということになります。友情、親友の形態もいろいろです(笑);
 会合中に交わされたBLの話題も、愛、兼続はどこ吹く風といった風情でしたが、実際はヒロや英から直接的に相談されているのは唯一この愛、兼続であって、私のような「それでヒロ、そのときあんたはどんなふうになるの!?」と身を乗り出してくるようなヤツは、はなから相談役には抜擢してくれないわけで…笑。

 それはともかく、まめさんが真珠さんがおぼろに覚えているご自身の過去の作品に関して、
 「それは中学だかのとき、書いてたよ。今のあの話の下地になってる。私にはわかる」
 こう断言した──これには痺れた。
 こういう断定をしてもらえる真珠さんのしあわせを思います。
 真珠さん、おめでとう!
 まめさん、ありがとう!
 大人買いしていただいた「五感」のお菓子の数々は、おかげさまでオットもお相伴に預かっておりますv


 そしてそして。
 私はこの方のことを特筆しなければ──
 透子さん。
 時間を逆回しにしてお話すると、その日、黒井さん親子をお見送りした後、私たちは午後10時まで「あーでもある」「こーでもある」と身を乗り出して話していたわけです。
 真珠さんたちの深夜バスは「11時です(23時)」と聞いてはいたのですが、それが本当の「23時ぴったし」だとは考えなかった小夜子が悪い!!!
 夜間になっていたためか、タクシーをつかまえるのに手間取ったのも影響して、23時に東京駅八重洲口に着くには、相当なタイムロスになっていたのです。

 タクシー到着を待っている間、ふと、透子さんが真珠さんに言った言葉、
 「大丈夫です。自由が丘までタクシーで行って、大井町線で大井町駅まで行ってJRに乗り換えましょう。大井町まで私が行きますから」
 耳にしてはいたのです。でもその場の恐慌から、右から左に漏らしてしまって…

 結論からご報告すると、真珠さんとまめさんはなんと23時の深夜バスに間に合った!
 これはひとえに透子さんの現地ナビのおかげです。
 実は透子さんは途中の駅が最寄駅で、大井町駅まで行くにはずいぶんとおうちから離れてしまうのです。しかも時間は23時近く…。本来ならば、ホストの私がお連れしなければならないところ、透子さんは黙って、そして真珠さんだけにそっと「だいじょうぶ」と囁いて、その一日のすべてを全員にとって完璧な日にしてくださったのです。
 ああ、私は恥ずかしい。透子さん、本当に素晴らしい方です。透子さんみたいになりたい、なりたいと憧れつつ、私はこのいやしい性分のまま生きるのでしょうか。
 
 透子さんは飛雁の大きさに似て──大人で、聡明で、正しい人です。
 この方と自由が丘を歩けたら、きっとみんな振り返る。
 どこから見ても、都会を自在に翔ける敏腕オフィスレディ。
 スレンダーなスタイルにぴったりなお洋服、お目めぱっちぱち、鼻筋すらりの令嬢の横に立てるよう、私も遅ればせながらジム通いを頑張ります(痛っ);

 そういえば飛雁ですが──先日、ヒロがアレクセイ医師のもとでの加療のため一時渡米する際、送っていった成田でヒロが「行きたくない」ってぐずったんですって。
 「じゃあ行かなくてもいいよ」って言ってくれるかと思いきや、
 「だめ。行ってこい」と即答され、ますます意固地になろうとしていたら、
 「おれもついてくから」とパスポートを取り出され、思わずその肩に額を寄せてしまったそうです(←優しく抱いてやれ)。

 愛、兼続もそうだが、飛雁もたいがいそういう動きをしてくれる。
 そして、透子さん。透子さんに出会えたことは、私の生涯の宝となることでしょう。
 今、私の娘は透子さんからいただいた可愛い外国の絵本に夢中。
 オットと私はその様子に目を細めながら、桜の紅茶をいただいています^^

 透子さん、本当にありがとうございました。心から──


 それが土曜日のこと。
 日曜日、の命日を前に、Kの親友と会いました。
 Kというのは、このブログにも何度かコメントをくれた友人で、自ら選んだ死の9時間前と、45分前にPCから私のPCにメッセージをくれた人です。そのどちらのメッセージからも、私はKの最期の意志を汲み取ることができなかった。
 Kの親友──Sと呼びます──Kはこの人にはメッセージを残さなかった。死の数日前に、桜の下を通りました、というような内容のメールはあったそうです。
 Kの親友、Sは言います。

 「どうして気付かなかったんだろう──どうして止められなかったんだろう──みんな原因や納得できる答えを見つけようとするけれど、結局、そんなものは見つからない。もしかしたら、本人だって、よくわかっていなかったかもしれないから。それでも、後悔したり、自分を責めたりしながら、その行為が、亡くなった人とつながるラインのような気がして、いつもそこに戻っては、苦くて苦くて、ほのかに甘美な考えにふけるんだ。それって、じつは甘美なんだ。だって、その人のことを考えていられるから」

 「そんなことを何年も繰り返す。何十年も繰り返す人もいるだろう。自分はまだほんの数年だ。きっと一生、ぐるぐる回りをするんだろう。なによりも、自分でそう望んでいるらしいからね、ほんとのところ」

 確かに甘美だよ。S。
 Kよ、きみは残酷だ。

 
 火曜日、娘の幼稚園時代のママ友達が遊びに来てくれました。
 もう卒園したので、ここでお話ししてもいいと思うのですが──
 (以下、このくだりは後日、消去させていただくかもしれません。どなたかがどうのと言いたいわけではなく、ただひたすらにリーダーの人柄について語りたいという小夜子の意を汲んでいただければありがたく存じます)

 この方は、謝恩会「うた」メンバーのリーダーをなさっていました。
 謝恩会前日、パンフレットを作っていたママ連にリーダーから連絡があって、
 「お名前がひとり欠けていたのを思い出したので、もう一度刷り直してほしいの。お願い!」
 第一刷版に名前が載っていたのは、リーダーと、サブリーダーともいうべき功労者。
 リーダーには事前に原稿チェックもしてもらい、レイアウトしたものです。
 パンフレットは120枚。もう出来上がっていて、きちんと二つ折りしてもいたのです。
 実は、お名前を入れてほしいと言われた方は「うたメン」ではなくアンサンブルの側の方で、リーダー、サブリーダーという立場ではなかった方でした。

 私も原稿に関わっていた者なので、「もう準備万端なのになぁ…」と思いつつ、「とはいえ、何ヶ月も尽力してくれたリーダーが言うことならば致し方なし!」という気持ちで打ち直しをし、結局、ひとりの名前だけ加筆するというのもナンなので、訳詩、編曲などで力添えのあったメンバーの名前をあらためて入れ直し、前日の五時までかかってレイアウト担当のママとPCでやりとりをしつつ、パンフレットを完成させたのです。
 
 そしてめでたく当日を迎え、後日、全員で打ち上げパーティをし、あらためてこの火曜日にリーダーと私でお茶、ということになったわけです。
 お茶会もたけなわ、という頃合い、リーダーがおもむろに口を開きました。
 「実はね、パンフレットに自分の名前がないと言い出したのは、ご本人だったの…」
 「えっ! 刷り直しはリーダーの一存じゃなかったってこと!?」
 「そうなの。でも、私が本当のこと言うと、おおごとになるじゃない?」

 リーダーはみんなに言い出し難き事を、自分が“言い出しっぺ”として片付け、結果、「うた」&「アンサンブル」メンバーの結束力に対して、事なきを得たのです。
 あの時、誰もが「この忙しいときに、リーダーったら何を言い出すんだろう…」「しかも誰の名前を入れるって!?」とちょっとだけでも思ったはず。リーダーの提案を聞いた誰もがそう感じることを知りながら、リーダーは自分の“せい”にできた。
 とはいえ、表立った反対意見も出ずに事が進んだのは、それまでのリーダーの働きが素晴らしかったゆえにほかなりません。

 そのとき思ったことは、透子さんのこと。
 透子さん、リーダー、私は学ばなくてはならないことが多いようです。


 また、水曜日にいらした私の上司は、かつて妊娠中にご主人の重い病が発覚し、元気に生まれた男の赤ちゃんを見ることもなくご主人は逝去。当時、上司は30代。大きなお腹を抱えて、ご主人のお見舞いに行った帰りの駅で泣いたこともあったそうです。
 上司は強く、そして心優しい女性です。ご主人が勤めていた会社からお声が掛かり、好待遇で仕事ができるようになり、バリバリのキャリアウーマンとして今に至っています。一粒種のご子息は、母の背中を見て育ち、立派に成人なさいました。

 新年度に皆様にお会いできた意味を、今、かみ締めている私です。
 みんなに、また会いたいな。
 また、笑顔で会いたいな☆
 
 
 こちらもお楽しみください──
 よっち、とうとうカミングアウト!?■第二十一章 牢屋の内と外


 ◆応援ありがとうございます!
  次回更新は4月15日(水)●ようれ星●です。
  ようれ星ってなに!? なんとなく不吉な…;
  オーストラリア滞在記もどうぞお楽しみに!!!








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最終更新日  2009年04月03日 16時43分51秒
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