立ち寄ったスーパーに置いてあったので、衝動買いしてしまいました。(780円)
芥川賞の『乳と卵』が掲載されていたので、一気に読みました。
また、新しいタイプの作家が生まれたなーって感じです。
豊胸手術のために大阪から上京してくる姉とその娘の話。新聞とかニュースでは「豊胸」がテーマのような報道でしたが、思春期の女の子と母親の葛藤を描いた作品でした。
大阪弁で、樋口一葉に影響を受けたという句読点のない文章なので、一応関東人の私としては最初は読みづらかったけど、慣れてくると引き込まれてしまいます。
芥川賞選考委員の選評も載っていて、賛否両論でしたが、石原慎太郎のコメントだけは頭にきた
本当に作品を読んだのか?と思うくらい酷評してます。
私的には、星三つ