カテゴリ:さだまさし
ぱっと見て、「アントキノイノキ」だと思いこんで読んだのでとてもびっくり。 そういえば、高校の同級生とか、職場の先輩にもそういうタイプの人がいた。 見かけは優しそうで、ルックスもよくて、明るく、友達も多く、先生からの信頼もあるが、実は平気で友達を裏切り、だまし、自分はいい子をうまく演じるやつ。 表裏があるんだけど、立ち回りがうまいから直接の被害者以外には全然気づかれないタイプのずる賢いやつ。 いじめの元凶だけど、大人や先生には好かれているやつ。 そんな暗い内容が、さださんのアレンジでいいあんばいに描かれてます。 話の中に登場する、遺品整理業"CO-OPERS"は本当にある業者さんだそうで、仕事の内容も、思わず目を反らしたくなることばかりだけど、「天国への引っ越し屋」と称しプロに徹してます。 さださーん、次も楽しみにしてますよ~コンサートも行くからね~ 21歳の杏平は、ある友人の「悪意」をきっかけに2度、その友人を殺しかけ、高校を3年で中退し、それ以来、うまく他人とかかわることにできない心の病を抱えていた。彼を心配する父の口利きで、遺品整理業"CO-OPERS"の見習い社員になった杏平は、亡くなった方のため、ご遺族のため誠実に働く会社の先輩たち、そして同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、少しずつ心がほぐれてゆく。けれど、ある日ゆきちゃんの壮絶な過去を知り、「生命」の本当の意味を初めて知ることになる......。爽やかな涙が流れる感動の青春小説。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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