カテゴリ:帚木蓬生
久々に文庫を買って読みました。作者の名前がなかなか覚えられません。 古参の入院患者の一人、秀丸さんは、殺人の罪で死刑を執行されたが、死亡せず、2回死刑を執行することはできないという決まりにより、自由の身になり、病院でお世話になることになった。あまり聞いたことがないけれど、まれに死なない人がいるそうです。 30年も入院しているチュウさんは演芸会の脚本を書いたり、新聞に投稿したりして、病院の中では普通の生活をしている。 知恵遅れというだけで、病院に入れられている、昭八ちゃんやおフデちゃん、通院患者で女子中学生の島崎さん、など、覚せい剤中毒で元やくざの重宗を除けば、みんな精神のバランスをちょっと崩しているだけで、素直で邪心がないんですね。 帚木蓬生さんの作品は初めて読みました。もっと早く知っていればよかったな~ 【送料無料】三たびの海峡も一緒に買ったので、近いうちに読みます 【内容情報】(「BOOK」データベースより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.10.14 15:50:20
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