カテゴリ:帚木蓬生
まさに教科書に書かれていない歴史の真実、日本人として知らなければいけないことを、改めて感じました。 白磁の人(江宮隆之)を読んだときもびっくりしましたが、朝鮮併合当時、日本において「朝鮮民族は劣っている」と決め付けた教育をしてきたこと、日本人の中にも朝鮮人や朝鮮の文化を尊重する人もいたが、そういう人は非国民を言われていたこと。 炭鉱の日本人労働者の中には「不本意だろうが日本語を覚えろ。それが自分の命を守ることになる。」と言って同胞のように親切にし、落盤事故のときも時分が犠牲になり、朝鮮人労働者を助けたことなど、救われる記述もありました。 終戦になり、愛する日本人女性と二たび海峡を渡ったけれど、古里では日本人との結婚は認めないと村八分にされ、いったいどこに怒りをぶつければいいのか・・・・・ とにかく、真実から逃げてはいけないと思いました。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.10.14 15:52:06
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