理不尽で過酷な地域医療の現場で「良心に恥じぬ」という気持ちで昼夜はたらき続ける一止。前作の続編ですが、今回は同じ病院の先輩医師の死を通して、24時間365日診療の必要性と現場の人手不足、過重労働の中で、「医師は医師である前に人間である」という当たり前のことを実感していく
東京に住んでいる偉い方には決して分からないでしょうが、東京では助かる命が地方では助からない、ということが実際に多くあるのです。また地方でも、県庁所在地に住んでいるかそうでないかによって、助かる確率は違ってきます
同じ日本国民でも東京と地方では格差があるんです
引き続き「神様のカルテ3」を読みます
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
信州にある「24時間、365日対応」の病院では、今日も奇蹟が起きる。「一止とハルさん」の新たな物語。
栗原一止は信州にある「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。新年度、新任の医師・進藤辰也が東京の病院から赴任してくる。赴任直後の期待とは裏腹に、彼の行動は同僚達を困惑させるものだった。