単行本は図書館の予約待ちで一年くらいかかりそうなので、文芸春秋9月号を借りて読みました
芥川賞選者の先生たちの講評の方が個性があって面白かったです
「近代の純文学を読み込んでいる人が書いた作品」だなと感じました
そして、神谷という不器用な人間、他人の目を気にせず自分を貫き絶対に妥協しない人間、大人になれない純粋な心に泣きたいくらい共感しました
【楽天ブックスならいつでも送料無料】火花 [ 又吉直樹 ]
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。