カテゴリ:読書(いろいろ)
「ほしつきよる」と読みます。
台湾出身の作家さんです。 漢語母語話者は 日本語の文章を見ると 漢字の意味だけが 入ってきて混乱してしまうそうです。 日本人は日本語の文法を知らない、 というか考えたことがない。 母国語というのはそういうことなのかな。 「星月夜」も「ほしづきよ」 と読みますが、 「ほし」に「つきよ」がつくと 連濁で「つ」が「づ」になる。 なんて、考えないで発音している訳です。 「入る」は自動詞だから可能形にできない。 とか、意志動詞は可能形にできるけど、 無意志動詞はできない、とか。 新彊ウイグル族はウイグル語の名前を 漢字に置き換えて表記している。 ということも知らなかった。 漢民族のように苗字と言うものがないので、 名前の後ろに父親の名前を付けるそうです。 中国内では電車のチケットを買うときに 身分証明書が必要で、チケットに名前が表記されるそうです。 ウイグル人はホテルで宿泊拒否されることもある。 同じ国民なのに。 人種や文化の違いは分かっていたけど、 民族間の差別は知らなかった。 あまり報道されないので 新彊ウイグル自治区の生活の様子は うかがい知れない。 「中国人は国籍よりも民族を大事にする」 と知り合いから聞いたことがあります。 中国のパスポートには 民族の記載があるのを見たことがあります。 アメリカの黒人差別より 根深いものがあるような気がします。 星月夜 [ 李琴峰 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.19 20:47:12
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