本ちょこっとかじり虫
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『ゴリラ裁判の日』とは全然違う、 サスペンスみたいな作品。 読者自身も夢を見ているかのような 不思議な読書体験でした。 夢の中で、違う国の人の人生をたどり、 記憶を同期する。 その人の人生を追体験するのではなく、 その人そのものになってしまう。 世界の人がみんな私になれば、 争いはなくなるだろう。 私と私が闘う必要はないのだから。 私とあなたの会話が混線せずに自然に流れて、 読者に混乱させない文章力。 すごい作家さんだと思う。 無限の月 [ 須藤 古都離 ]
『ドゥルガーの島』篠田 節子 2024.08.07
『ひとりで探せる 川原や海辺のきれいな石… 2023.12.23
『滅茶苦茶』染井 為人 2023.09.20
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