原付西日本第5夜(後半) + αの話
午後12時40分。宮崎県に突入。「どうもありがとう。水曜どうでしょうー!!」残すところは宮崎と鹿児島。午後2時30分。お互いピリピリモード。目的地もみえないし、一日中走りっぱなし、御飯も食べていない。昼食。うどん、いまいち。運転再開。本日の目的地、宮崎県の綾とつげられる。うどん屋でどうでしょうファンがいたことが話題に。「勇気づけられるね」「「また走ろう」って気になるもん」「やっぱりファンあっての「どうでしょう」」「もちろんそうだ、誰も見てなかったらやらないぞ、藤村くん」午後4時10分。目的地の綾町まで54キロ。ところが目的だった県道40号をそれ、山道に突入。「山道に入ったねぇ」「入ったね」「40号線をそれたのは間違いだったんだな、じゃあやっぱり」「いやいやいや40号線いったって山道だぞ、やっぱり」「ぼくはじゃあ言っとくぞ、近道だぞ」「ぼくはあくまでも近道、と言い通すぞ」しかし本当は遠回り。途中で西都原古墳を通るルートとなる。「いい道じゃないか」「なんでじゃあ早くからこの道を選ばないわけ?」「失敗だったね」「キミが最初じゃあ間違えたルートを選択してたんだな」「バカってことでいいね、キミは」「バカだな、キミは」「おぉーい、バカ野郎」「轢くぞこの野郎」砂利道を通る一行。ぢもちの大泉氏、にはちょっと辛い様子。「よく耐えたね」「藤村くんが道を間違えたばっかりにこの有様だよ」西都原古墳に到着。「古のロマンを感じるなぁ」「感じたかい?」「先人の知恵を感じたなぁ」「太古のメルヘンに触れたなぁ」「歴史は繰り返すなぁ」毒舌もはかず、綺麗なことをいう大泉氏。「おぉ、そこらへんのショベルカーは古墳でも作ってるのかな?」とぶち壊そうとする藤村D。どうも土嚢といい、ショベルカーといい、作っている様子。また広い道に出るも藤村D、道を間違えつつある。あまりの間違いっぷりにミスター、信頼不振気味。「ああ首が痛くなってきちゃった」「なんでだい?」「地図を読むのに余念がないからだよ」「「もっと見ろ」といいたいよ。これだけ見てたってキミは間違うんだから」やっともとの40号線に戻る。「僕の作戦成功と」「そして早くウインカーをしまえ、このバカ」「よぉし藤村くん、今日は温泉抜きだぞ、キミは」これに対し、藤村D、間違えた理由を切々と語った挙句、「汗ぷんぷんの匂いで君の横に寝てやるよ」「入っていいね?」「温泉入っていいよ」「僕もねぇバカにバカと言ったのは今、ひどいことをいったと・・・一生懸命やって間違うやつを責めちゃだめなんだ。」「だから・・・そうだね。藤村くんはかわいそうだね、ていうことでいいね」「さすがにこういうガキの会話になると、キミは更に上を行こうとするね」「その喋りだけでここまでのしあがった大泉さんはやっぱり、一介のサラリーマンにはとてもじゃないが太刀打ちできないよ」しかしまたそれてしまった40号線。「だけどぼくは敢えていうが、近道だぞ。ショートカットしてるぞ」「そうかい・・・」「もうねぇ・・・藤村くんねぇ・・・何を信じていいかわかんないよ、君の言葉はさぁ。おそらく遠回りしたって「近道だ」って言ってるんだろうけども」「本当に近道だとしてももちろんキミは「近道だ」って言うからさぁ」「さっきのはじゃあやっぱり遠回りだったんだね」「いや、一緒くらいだ」「ただ「遠回り」とは言わんぞ、オレは一生」午後6時57分。綾町の旅館にて。部屋のヒノキ風呂に入っています。旅館にて。280キロ走り、総走行距離も1000キロ突破。ダルマさんんも嫁をもらい、にっこにこ、寄り添っています。その姿に「ちょっとしたジェラシーだよ」更に土建屋呼ばわりされるダルマ。『いやぁこの年になって恥ずかしいんだがなぁ、人生こういう楽しいこともあるんだなぁなんて思ったよ、おい。わっはっはっは』「どこでみつけたの?キレイな奥さん」『どこで見つけたの、それは別に君に言うことじゃない』「明日の道路工事ありますけどいいですか?今日は」『明日現場・・・あれだ、また、あの下請けに出すから』「いいんだけど・・・面白いんだけど、佐多岬いくんだよね」「変な枠つけてるぞ。嬉野くん入れてないだろ?僕ら」後枠もちょんまげ。映画製作のため、水曜どうでしょうが半年休止するお知らせ入れています。****************************今日の帰り、本屋帰りにふと思い出してinvitationと日経キャリアを立ち読み。双方とも1~2ページ程度ですが、違う話をしているので楽しく読めますぞ。しかし今更ながら、写真はどうか・・・・と。個人的におでこだし洋ちゃんはいまだ見慣れません(>_