Peco in Wonderland

シドニーホテル事情もしばしサボり気味でしたので、今日は張り切って第４弾。
The　Blacket　Hotel　をご紹介いたします。

さてこのホテル、シティ中心部にあるのにシドニー在住の方でも知らない方がほとんどです。
業界で働いている人でさえも知らない人も多いし（もっと勉強せーよ！って感じですが）ベタな表現をすれば「隠れ家的ホテル」？
なんて言ってもそんなに隠れるように建ってるわけではないのですが。
　　→　むしろ堂々と表通りに建ってるのに～
なぜか目に付かないのか友人に話しても「え？どこそれ？」という反応が多い。
そして場所を説明すると「え～？あんなところにホテルなんてあったっけ～？」と
存在感は薄いよう。
まさに知ってる人は知っている　といった穴場ホテル。（いや、そんなに穴場でもないんだけどさ。）
ワタクシはそういうブティックホテルが逆に大好きです。



オープンは2001年ですが、もともと　ANZ銀行　（Australia　New　Zealand銀行、業界の人はアンズとか呼んだりする）のHeritage建物でなかなか古い。
建設者の名前　エドモント・ブラケット氏にちなんで「THE　BLACKET　HOTEL」と名づけられました。
シティのど真ん中に位置し都会のオアシス。


大きなホテルではないので、ロビーもレセプションも小さめでシンプル。
部屋もそれほど大きいわけでもなく、入ったとたんに　「うわ～、広～い★」と歓声はあげませんが、黒や白を基調に間接照明をうまく利用して、心地よい空間を作り出しています。

内部は螺旋階段や枠組みを残したなんともシックな造り。　大人のニオイがします。
家具やアメニティもどちらかというと機能性よりもデザイン重視。
調度品というよりもデザイン設計事務所のオフィスみたいなオシャレーな感じ。
ロフトのある客室は下の階と上の階が分かれており、リビングを抜けて階段を上がるとゆったりしたベッドルーム、バスルームに続きます。

さて、ここのレストランも有名です。
ビジネスマンに人気のレストランは「MINC」
　　　　　　－　ここは黒と白が基調のシックな空間　まだ食べたことないけど。
もともと地下金庫だったラウンジは夜はクラブになるそうです。


ちょっと変わったデザイナーズホテルに宿泊したい方はオススメです。



The　Blacket　Hotel