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カテゴリ:旅行記
ホテルで働き始めてから、添乗員さんと接する機会がかなり多い。
添乗員さんは世界各国飛び回ってるので、友達や知り合いとして話を聞く分には、いろんな国の話や旅の裏話みたいな楽しい話題が多くて、人の旅行話を聞くのがダイスキな私にはこの上なく面白い。 だけど仕事で接するとなると話は別。 業界の方には分かると思いますが、添乗員ったっていろんな種類があって、プロ添もいれば、まだ海外デビューしたばっかりの頼りなさそうな新人さんもいるし、旅行会社の支店社員がで来てたりする場合だってある。 けどやっぱり皆さん一貫して 気が強い、個性が強い、無理難題を押し切る っ てイメージは変わらず。 (あ、もちろんそんな人ばかりじゃないですよ。ただそういうイメージは強い、というだけ) いい意味で相当図太くないとやっていけない商売だと思う。 だから、私みたいにすぐ人にどう思われるか気にしたり、誰かに何か言われた時にウジウジ悩むようなネガティブな人間には向かんじゃないか、と思っている。 うちのホテルはだいたい募集もののツアー、30代以上の女性添乗員さんが来る事が多いかな。 しかし未だかつて「この人、英語うまい!」と思われる添乗員にお目にかかったことがない。 かなり片言の英語でやり取りをしており、ま、こっちも対応する人がドイツ人でネイティブ ENGLISH SPEAKER ではないから通じちゃったりするんですが 、、 そんな程度でいいんかぃ~!ってくらいの語学力ですな。 でも、通じちゃってるよ。 ホテルのチェックインとかポーターと話す時とか、いつも同じようなこと言っているんで、なんとなく分かるんですかね、、 バスのドライバーもドイツ人だし、そっちも流暢ではない。 やっぱ、ネイティブ相手じゃないから、余計に分かりやすいのかも。 オーストラリア人相手だったら、 「あなたの言ってる事わからないわ、、」とかって言われ、自信をなくすのかもしれないけど、相手がネイティブでなければ、 この人の聞き取りが悪いんだわ、、」なんて思えるかもしれないし。 ホント、お世辞にも 英語うまい! とは言えないような会話なのに、 ま、趣旨は通じてるな~、とうちのスタッフと添乗員の会話を片隅で聞きながらこんなことを思ったりしました。 語学力はあるに越した事はないけど、やっぱりそれよりも *ツアーをまとめるだけの統率力 *トラブルが起こった場合の機敏さ、決断力、 *あとは皆を楽しませる事ができるような人柄、心配り 冗談を言ったり、その場を和ませるようなキャラとか、そういう方がもっと重要ですもんな。 いかにツアーを円滑にトラブルなく運営するかが彼らの仕事だもん。 余談だけど、、、 この人、大丈夫かな~、お客さん、不安じゃないかな、って感じの頼りなさそうな添乗員さんもいたし、ベテランの貫禄十分って感じの頼りがいのありそうな方もいた。 でもお客さんにタメ口ってどうなの? ま、お客さんもそれぞれだから、どう感じるかはその人次第だけどね。 私的には、いくらフレンドリーなキャラで売っていても、やっぱり敬語を使って欲しい。 添乗員さんにとっては何回も来ている場所でも、お客さんにとってはほとんど初めて の場所であろう。 旅行の印象のよしあしも添乗員さんの技量によってかなり左右されるという事は、声 を大にして言いたい。 傍から見ると、やっつけ仕事のようにテキトーに見えたりすることもあるもの。 ま、いろいろあるだろうけどさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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