『いつでも会える』・・・おやすみ前の本
この本は飼っていたハムスターが死んでしまったときに次男に何回か読んであげた本です。いつでも会えるハムスターは次男の5歳の誕生日プレゼントとしてやってきたパールホワイトのハムスターです。名前は「ぴいちゃん」。もちろん次男が付けた名前です。ハムスターは我が家の飼える最大級のペット。いままでも何回か飼っていますが次男にははじめてのペットでした。ですがぴいちゃんは短い命でした。我が家に来てから2ヶ月しか経っていませんでした。次男が幼稚園から帰った時ぐったりしているのを見つけ、私と二人で手の中で暖めていましたが息をひきとりました。最期に小さな泣き声を発しました。ハムスターの鳴き声をはじめて聞きました。それはそれは次男は泣きました。(私も泣いたけど)5歳に子供にとって『死』というものはあまりにも理不尽なもの。「なぜ?どうして?」と問い続けました。この本に出てくる犬のシロと一緒でした。そしてこの本を読み、「ぴいちゃんはいつでも心の中で会えるんだよ」と話をしました。私自身の言葉では慰めきれなかったからです、、、今日になってまたなんでこの本を読んで欲しいと思ったのかわかりませんが、読み終わったあと目を必死にこすっています。「どうした?」ときくと「ぴいちゃん・・・」と泣きはじめてしまいました。次々とぴいちゃんの思い出がよみがえってきたようでした。「またぴいちゃんに会える?」そう聞いて泣きながら眠りにつきました。私もちょっと涙です・・・