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カテゴリ:書き下ろし短編
「魂・輪廻転生」 自殺すると
3年位前に「子ども達にこんなお話を読み聞かせしたいなぁ~」と、思い紙芝居を8作書いた。テーマは「環境問題」「命の大切さ」等なのだが、今回「輪廻転生」について書いた「みんなつながっている」シリーズの4作目「魂・輪廻転生」を紹介させていただく。と、言うのも最近「新型コロナ」や「いじめ」等のために自殺する女性や子どもの数が急増しているというニュースを見たからだ。
昔は2世帯、3世帯家族が普通でお祖父ちゃんやお祖母ちゃんから「悪い事をすると死んだあと閻魔様に舌を抜かれて地獄に落ちる」とか、それが本当か嘘かわからないにしても「死後の世界」について考える機会があった。しかし今はどうだろうか、核家族化が進み両親共働き、仕事に疲れた親は子どもとそんな事を語り合う時間などない。それに、海外のように教会に通うような家庭も少なく、学校ではこのような話をする事は「タブー」となっている。なので、子ども達は「死後の世界」について考える機械はとても少ないものと考えられる。その上、ゲームの中では主人公が負けそうになるとリセットボタンを押せば何回でも生き返ることが事が出来る。そんな自分に合わせて人生をリセットする事は出来ない。
私は45歳の時に体調を壊し、1年の間に色々な大学病院などで検査をしてなかなか原因が解らず最後に受診した大学病院で「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と言う「難病中の難病」と告げられた。当時私には7歳の娘と3歳の息子がいた。1年間も失業して貯金も底をつき自殺をすれば保険金が数千万円降りるので、真剣に自殺を考えていた。その頃、死んだ後は「無」になると信じていた。
しかし、母に「心霊者」の方に診てもらうように勧められた。私はあまり期待をしていなかったのだが「ダメもと」で見てもらう事にした。その霊能者の方は、私が何も言わないうちに「あなたはそんな病気ではありませんよ」と、言われ「遠隔療法」を勧められた。これらの経験は私の手記でいろいろな所に書いてあるので興味のある方はそちらの方をご覧いただきたい。
この様な体験から「死後の世界」について考え、信じるようになった。色々な霊能者の方の本を読んだり、講演を聞いたりした。結果、私が導き出したのがこの紙芝居に書いてある。
是非お子さんと一緒に見て頂き親子の会話の「たたき台」にして頂きたい。 「魂・輪廻転生」 自殺すると ←動画も見てね!!
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最終更新日
2023.01.28 22:56:43
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