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カテゴリ:書き下ろし短編
33 喰い恥 33 喰い恥 ←動画も見てね!! 「飛び恥」と言う言葉が2018年スウェーデンで使われ始められ、またSDGsの高まりから環境問題の観点から多分、多くの人たちがCO2削減のための意識が高まってきていると思う。
先日、テレビを見ていたら「大食い大会」の番組をやっていた。私は40歳の時に糖尿病になり24年間食事制限と運動するように心がけている。なので、食べ物の番組を見るとついつられて食べたくなるといけないので見ないようにしている。でも、たまたま面白い番組が無く妻がチャンネルしたのがこの番組だった。
内容は制限時間内でどれだけ食べられるかと言う、よくありそうな番組だった。番組の最後で2人兄弟出てきて、いくら食べても太らない兄と、少し食べただけで太る弟を紹介していた。弟が言うには「兄はずるい。兄のようにたくさん食べられるようになりたい」と、の事。その後、番組ではたくさん食べても太らないようになる方法をレクチャーしていた。・・・これって、良い事なの?
「大喰い」である、と言う事は食べ放題でもとが取れるかもしれないし、一度で沢山の物を味わえるかもしれない。極めれば「大食い大会」で優勝して大金をえる事が出来るかもしれない。
でも、普段の食事代はかかる。環境的に考えても地球に負担をかけている。
色々な体質の人がいて、たくさん食べないと健康が維持できない人や少量で良い人等、様々だと思う。
決して「大喰い」な人を非難するつもりはない。しかし環境的に考えればそんなに威張れるようなことでは無い。
「飛び恥」の飛行機のように燃費の悪いものよりも、燃費の良い身体の方が環境的には優れている。
大喰いして誇らしげにしているのは「喰い恥」だ。 令和5年 8月 15日 (火) 他にもエッセイを書いてます。カテゴリ「書き下ろし短編」から見てね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.15 16:42:06
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