テーマ:闘病日記(4013)
カテゴリ:思うこと
長らくご無沙汰してしまってスミマセン
先月の診察でちょっと微妙な気分になってしまって… 先月、主治医に「慢性拒絶」のお話を伺いました。 移植した肝臓が慢性拒絶におちいると、 だいたいは悪化して再移植となってしまう、ということでした。 私は以前から肝機能がすっきりしないので、 その「慢性拒絶」ではないかと言われていました。 移植して数年、一度も正常値になったことがありません (普通は数年もたてば健康な人と変わらない数値になります) しかしながら、悪くなるわけでもなく、良くなるわけでもなく、低空飛行状態です。 移植した人の中でも数年たっているわりにはかなりの量の薬を飲んでいます。 その薬を徐々に減らしていきたいのですが、減らすと肝機能が悪化し、 どうにも身動きが取れない状態です。 薬を減らさないと子供を産めません。 特に今のところ子供願望はないのですが、 年齢的なことを考えると数年内には、というところです。 慢性拒絶にきくと言われている、国内未承認薬の薬があるらしいのですが、 「じゃあ、それを使えば?」と提案すると、 「ふうこさんははっきり慢性拒絶といえないから今のところ考えていない」 と言われました。 明らかに慢性拒絶だったらだんだん悪化していくはずなのに、 ふうこさんはそういうわけでもないし 元気に旅行とかも行けているから…、ということでした。 自分でも慢性拒絶だと思っていたのに、そうではないかもしれない。 慢性拒絶はイヤだけど、でもだったら何なんだ?と思ってしまいました <前回の数値> GOT 58 GPT 61 γ-GTP 219 <免疫抑制剤(1日分)> プレドニン(ステロイド) 5mg セルセプト 2000mg(4カプセル1000mg×2) プログラフ 4.4mg(2.2mg×2) 他、免疫抑制剤以外の薬色々。 今までも薬の減量にトライしたことはありましたが、 その度にお約束のように数値が悪くなりました。 このまま低空飛行のまま、元気だけど子供は産めないという状態が続くのでしょうか? いつもは診察の内容はあまり気にしないようにしているんですが、 (実際は診察のたびに変わらない数値に多少凹みますが) 今回はちょっと考え込んでしまいました で、ブログに書こうか書くまいかとそうこうしているうちに 以前から予定していたオーストラリア旅行に行くことになって、 今週初めに無事帰国しました オーストラリアは以前私がワーキングホリデーしたいな、と思っていた土地です その準備をしようとしていた矢先に病気になって断念していたので やっと念願かなって行くことができました 「コアラを抱っこしないと死ねない」とまで言っていたくらいですから かわいいコアラも抱っこでき、生きててよかった、と思いました オーストラリアで国旗がたなびくのを見たときには、不覚にも涙が出そうでした オーストラリアは肝移植も盛んな国で、私の友人にもオーストラリアで肝移植した子がいます。 私ももし再移植することになったらオーストラリアがいいな、 なんて不謹慎にも思ったりもするのですが、 残念ながら今はあまり日本からの患者は受け入れていないようです。 というわけで少しリフレッシュして、病気のことは次の診察の時まで忘れておくことにします またぼちぼちブログ続けていくのでよろしくお願いします ※このブログは私の過去の体験を綴ったものです。 ↑ ↑ 命について考えていただけたら・・・ クリックは一人につき一日一回有効だそうです。 どうぞよろしくお願いします! ※詳しくはコチラで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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