継母ふこりと不育症ふこり

昨日は一日風邪に悩まされ寝ていたので、夕飯の準備もしていませんでした。

　６時にお友達と遊びから帰ってきたピカは

「ふこちゃん、夕飯なに？」と質問してきました。
その頃には、もう熱も下がり、だるさもなかったのですが、たまたまパパはゴルフコンペで
ゴルフ後、パーティがあるから夕飯いらないと言われていたので、全く夕飯なんぞ考えておりませんでした。

　「ごめーん、まだ考えてなかった・・ピカは何がいい？」と、病み上がりのふこりに合わせるのではなく、ピカの希望を聞いてみました。

返ってきた言葉は・・・
　「夏休みにY君が朝ごはんに食べた、塩ラーメンが食べたい」とのこと。

なんだ？なんのことだ？と記憶をたどると・・・

　そういえば夏休み、ピカのお友達のY君ママからメールが来ていたっけ

「朝、パン食べたのに、塩ラーメンも食べるってきかないから、朝から作っちゃったよ」という内容だったような。

　朝から良く食べるなぁ。Y君・・・と思っていたので、

「あー、塩ラーメンね。今家にないから、買いに行こうか・・」と本日初の外出のため、
ふこりは着替えて、ピカと近所のドラックストアまで行きました。

　「ごめんね。ピカ、ふこちゃん風邪みたいだったから、ずっと寝てばかりで・・」
　「大丈夫だよ。ピカは遊びに行ってたし・もう大丈夫？」
　「うん大丈夫だよ。ありがとう」

なーんて他愛もない話をしながら、歩いてお店に行き、念願の塩ラーメンを買って、帰りました。

　（その頃、ふこりの頭はまだ、働いておりませんでした・・・←この後判明します）

塩ラーメンを作って、（入院中にも作れるように、ピカに指導しつつ、ピカ作でした）
温泉卵も作って（ピカ大失敗で、黄身が割れたけど、満足してました）
バターを乗っけて（切れてるタイプのバターなので、乗せるだけ）

　「いっただきまーーーーす」

と食べ始めるピカくん・・

　「うまーーーーい」

と絶賛。そりゃあ良かった・・・

　ふこりは・・・病み上がりに塩ラーメンはちょっと・・・と見学しとりました。

　そこで・・・・
　ふこり・・・・
　ちょっと・・・・・・
　気になった・・・・・・・・・・・

　Y君ママからのメール内容を、ピカに話したっけな？

なんでピカはY君が朝っぱらから塩ラーメンを食べたことを知っているのだ？

　Y君とは、学校も違うし、夏休み、遊んだけど、塩ラーメンの話はその日よりあとだったのです。

　頭の中で？？？？？？？？？？なんで知っているのだ？？？？？？？
と、とってもとっても気になってしまいました。

　気になるとどうしても気になる。

勇気を出して聞いてみた。

　「ねぇ、ピカ、どうして夏休みにY君が塩ラーメン食べたこと知っているの？」

ピカの動きが・・・・止まった・・・・塩ラーメンを食べている手が・・・止まった・・・

　「あ・・・えっと・・・・」

じつに、あやしい・・・・・・・

　「ふこちゃんのメール見たんだ」


なに？？パパだってふこりのメールをチェックなどしないのよ。なのに何故にピカがチェックしとるんじゃい？

　「なんで？ふこちゃんのメール見たの？」と血圧が高くなるのを抑えつつ、質問してみたら

「ふこちゃんが心配だったんだ」だってさ。

　私は子供か？
　ピカは大黒柱か？

　立場逆転か？？？？

本当にあなどれないピカの行動・・・いつの間にメールチェックなんてしていたんだろう・・・

　私も盲点だった。なんだかやられたって感じ。メールロックしないとな・・・

そして気づくのに遅かった、ふこりの脳みその老化を感じた一日でした。