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kaleidoscope3
梟グッズの紹介! ふくろうは、そのネーミングから「福を呼ぶ」「不苦労」など縁起モノとして親しまれています。首が360度回転するため「見通しがきく→商売繁盛」という意味も。かわいいふくろうグッズで開運やしあわせも一緒に手に入れましょう。
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| 忘れもしない、小学校2年の2学期の終わった終業式の日。
家に帰ると、青ざめた顔色の母がコタツのそばで座って私の顔を見るなり一言。
「あの子(←妹)、幼稚園の帰りマンホールに落ちたのよ」
「★×▲■…@@@@@@■★×……!!!!!!!!」
人はショックで驚きパニックになると「えー!」とか「うそー!」では表現しきれない記号化したようなものが頭をよぎるものです。
「妹がマンホールに落ちた」
い、い、い、妹が……マ、マ、マ、マンホール。
マンホール????????マンホールに!!!!!!
「っっっいまどこにいるの?」
「→」と母の指をさす方を見ると、コタツの奥で寝ている妹が。
びぇーーーーーーーーーーん。私はこのとき、本気で妹はもう冷たくなってるのか……と思いました。もう遊べないしいじめられないじゃん!!
が、妹は無傷でした。
「なんともないのよ。あざが少しあるだけ。お医者さんもびっくりしてた。“5メートル以上も下のマンホールに落ちてよく無傷でいられました”って」
5メートルっっ!! …とにかく深そう!
後々話を聞くと、マンホールはイラスト図のように底の部分が凹凸になっているとか。平らじゃない分、頭の角などを打つ可能性も高いのでとても危険のようです。
しかも大人より子供のほうがより身体に対し頭が重いため、頭から“まっさかさま”に落ちてしまうそうです。妹も当然ながら頭から転落です。
でもそこからがすごいのです。
「このままじゃ死んじゃう!と思って一回転したよ!」と得意気に説明してくれました。
す、すごい。すごいじゃないか~!!!!5歳で危機を感じて回転するなんて。でんぐり返しの要領で回転したそうで、何度も再現してくれました。
当時の状況をもう少し説明すると、マンホールって工事してるとき、危ないっすよという印のラバーコーン(三角形で黄色と黒の縞々柄のプラスチックのヤツ)ありますよね。あれがちゃんとマンホールの周りを囲って危険を知らせていたようなのです。
しかし。たまたまマンホールのそばを通りかかった妹は、そのときえらい気分がよかったらしく、スキップしてその危険の目印となるはずのラバーコーン目がけて、足どり軽いまま突進して…直下したようです。
ラバーコーンは見えていたけど、あれよあれよという間に吸い込まれるようにそっちに近づいてしまったとか。子供にとっては、工事中を示す黄×黒の縞模様が楽しそうなものに見えてしまうこともあるのかも…。
まあ何事もなかったからこそ言える話ですけど。彼女のその強運は、懸賞の当選確率が異常に高いという形でしっかり今も残ってます。
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