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テーマ:たわごと(26881)
カテゴリ:日々の生活でしあわせ
知人に「濡れタオル」というあだ名の女性がいる。男友達の間で「男なら誰でもOK!って感じで、いつの間にかピトっと寄り添う。話し方がジメっとして、ジワっと迫る感じが濡れタオルっぽくて苦手!!」というのがあだ名の由来。
う…うける。濡れタオル。 いかにも男好き!という雰囲気ではなく、あくまでジワジワ。でもかなりのハンターである「濡れタオル」にまつわる話はかなりあり……。 飲むと帰りがけに必ず、誰かの男のコートのポケットに手を入れピタっと寄り添い背筋に戦慄が走った…とか、男友達の数人に、しかも同時期に「好き」と告白し、みんなから「見境ない!」と大ヒンシュクをかったとか…。 でもそんな話のなかで、わたしが唯一彼女に同情した話が。 飲んだくれてトイレの便器から動けなくなった濡れタオルが、その場にいたわたしの男友達に介抱されたことがあった。 そのとき、他の男友達とみんなでしかたなく濡れタオルを家に泊めたとか。(泥酔、爆睡状態で大変なありさまだったらしい) 翌朝、化粧はボロボロ、髪の毛もベタベタ、洋服もボロボロで、それでもピトっと寄り添いはじめる雰囲気を見た男友達の1人が、「○○さん、誰も変な気ないんだからいい加減にしろ。ボロ雑巾みたいに見えちゃう…」とつぶやいてしまったのです。 いくらなんでもレディに向かって「ボロ雑巾」なんてひどいじゃない!と怒ったのですが…。当人は「オレだってそんな失礼なこと一度も言ったことない! でもあのときは本当にそう見えちゃったんだよ」と弁解。 相当濡れタオルに手を焼いていた男友達は、それまでの彼女の行いに嫌気がさしたこともあり言ってしまったようですが、通常なら「言葉の暴力」に直結しかねない問題発言。 が、さすが濡れタオル。彼女にとっては“そんな小さなこと”ではまったく動じない。以後、ボロ雑巾と言われた人に「あんなこと言われても好き」と猛アタックをし続け、もう半年以上も経過しているのです…。 わたしがその男友達と会ってる間にも「♪チロチロチロ~」と濡れタオルからメールが。「うわ~っっ、また来たよ来たよメールが来たよ~!!!」と彼は頭を抱えてました。 ジワ、ジワっと攻撃し続ける濡れタオル、本当にすごいパワーなんです。あのジメっとした、でも強力なパワー、どこから来るんでしょう…。
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