四つ葉のふくろう

　わずか５日間だけ、副業として夜だけ短期バイトをしてみました。
　18時～21時までたったの３時間。しかも５日だけ。

　でもわたしにとっては…
「チョモランマに登頂した気分」

　まさにこの心境になりました……。

　もう二度とやりましぇん。疲れた。

ちょっとでも“足し”になればいいか…なんて軽い気持ちでやったのが間違いのもと。

　夜のわずか３時間なので、それ以外の時間は本業で費やします。
　…でも掛け持ちで疲れたのではありません。

　女性だらけ。ってのが疲れたのです。


　なんかねえ不思議なんですよ会話が！！！！！
　仕事の書類について、彼女たちは延々と話ができるわけです。

「付箋はこのサイズが一番使いやすいよね☆」
「事前にこれ切っておいた方がみんな便利だよね☆」
「（書類の）向きを同じ方向にしておいた方がいいかなあ…」
「このシートから埋めていった方がいいですよね☆」

　………。

　うるさいわもう！！！！！！！！！！！！！
　そんなの独り言で済ませ。

　…と思わず思ってしまいました…。

　↑のような細かなこと、大切だとは思いますよ。

　でもはっきりいってどーーーーーーーーーでもいいじゃん。

　そんなこと、仕事すりゃ無意識にやってることじゃん。
　いちいちみんなでワイワイ言うことじゃないじゃん。

　って思ってしまうわけです…。

　いやもしかすると、こういうのが「繊細」とか「かわいらしい」につながるのかもしれませんけど…。

　…わたしにはうざいだけでした。

　３日目になると、ついに彼女たちの会話が、同じ日本語を話しているとは思えず、「キャピキャピ」としか聞こえない箇所が増えていきました（笑）

　例えば、バイトに来るまでの道順に迷った話で盛り上がったりするのです。

「10分もかからないところ40分もかかちゃったんだ☆」
「キャピキャピキャピキャピ…」

　上がる時間が近づくと…。
「もう21時なのにー。どうするどうする？」
「キャピキャピキャピキャピ…」

　なんであんなに和気あいあいと揃ってキャピキャピできるのか。
わたしよりはるかに年上も多いのに…。

　予想はしてたけど、見事に。ざ、挫折…。

　いつ、どこでこんなにズレが生じてきたんだ!????

　ところで、帰りがけに一緒になった子は、
「明日会社で花見なんだ☆家に帰ったらちらし寿司を作らないといけないの」とうれしそうに話していたのですが、


キヌサヤがないので、家から電車で２０分も先の駅にある２４時間スーパーに行って買わないといけないと言ってました。


　わざわざキヌサヤ買いに？？？？？？？？？？？

　キヌサヤのために？？？？？？？？？？？？？

　いやーわたしにはそんなことできましぇん。