四つ葉のふくろう

台風がやってきました。
ついに、やってきました。
いよいよ、やってきました。

先日、予告した通り…に近い事件が本当におきました。

台風は予想どおりの進路を通り、わたしは予定どおり家に帰れませんでした～。



ってアホか。



冗談ですよね。



いいえ、冗談じゃないですよ。日記書いてきた甲斐があったというものです。ウッキッキー！！


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事件がおきたのは、２５日。１９時です。


滋賀県で取材していたわたしは、あまり一緒に仕事をしたことのないカメラマンと一緒に家路を急いでいました。


京都駅を１９時７分だかの新幹線に乗ろうとしたら、恐れていた駅構内のアナウンスが流れました。「もしや……！」


「ただいま、台風の影響により運転を見合わせております」



き……


き……………


奇………………






ｷﾀ━━━━(｡Ａ｡)━(ﾟ∀ﾟ)━(｡Ａ｡)━(ﾟ∀ﾟ)━(｡Ａ｡)━━━━!!!!




ホントにｷﾀ━━━━(｡Ａ｡)━(ﾟ∀ﾟ)━(｡Ａ｡)━(ﾟ∀ﾟ)━(｡Ａ｡)━━━━!!!!



自動券売機でチケットを購入したため、カメラマンは「５号車」、わたしは「１４号車」とどえらく離れた車両になってしまい、すでに別々に別れた後。


この時点でかなり慌て、編集のNさん、Yさん両者に電話してＳＯＳ！


N：「泊まれ。今、京都駅だろ。泊まれ！」
Y：「ぜったい泊まった方がいいよ。泊まれ！」


両者の意見は一致していました。


だよね、だよね、そうだよね★今なら車中泊避けられるもん。泊まろう、おーーーーーーーーーーっっ！


しかし、カメラマンの携帯にその旨を連絡すると「拒否」されました。

「そうたいしたことないでしょう。乗ってれば着くよ」


え…。

え……。。。。((((；゜Д゜)))

えぇぇぇん。。。（。´Д⊂）


……。



まあね。そりゃ乗ってりゃいつかは着くでしょうよ、何時に着くかわかんないけど。


「でもNさんもYさんも泊まれと言ってるし…」
「ここはひとつ、早めに決断した方が…」


と、あの手この手で踏ん張ってみたのですが、


「そうたいしたことないでしょう」と、またしてもやんわり「宿泊拒否」。。。（。´Д⊂）



途方に暮れたわたしは、Nさん、Yさんに再度ヘルプミー！！！！！！！！

「絶対泊まった方がいいってo(^o^)o」と、先ほどと同じことを言われました。

わたしは、このとき、でっかい勘違いをしました。
「絶対泊まった方がいいってo(^o^)o」＝「おまえは正しい！間違ってないぞ！」と“人格全肯定”された気分になり…。


「ふん、わたし間違ってないもんね、間違ってなんかないもんね！」と意気揚々と車中に乗り込みました。


そんなとこで……。

そんなとこで満足してる場合じゃなかった！！！！！！！！！
ほんもののアホでした。あのとき、やっぱりカメラマンを説得すべきだったんです。唯一無二のチャンスを逃したのです。。。（。´Д⊂）




だいたい、着くわけがないよ。着かないよ！！！！！！！！風速３０メートルが静岡に居座ってどうやって突破すんじゃ！！！！！


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京都駅を３５分遅れで出発したものの、５分も走らないうちに徐行運転開始。恐れていた「車中泊」が頭をよぎりましたが。。。。((((；゜Д゜)))

「歩いた方が明らかに早いんじゃん？」というほど、ノッタノタよちよち歩きみたいな運転でしたが、なんとか京都から１つ先の駅の「米原」へ到着。


で、この後……。


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「米原駅」で臨時停車したために降りる。ブチ切れる

わたしの乗った「のぞみ」は米原駅に本来停車しません。そのため「臨時停車要請」なるものが必要らしく、その許可がなかなか降りないとのこと。
３０分も米原駅にいるにもかかわらず、ドアが開かずの扉。


「融通きかないんですね」「開けろ」と駅員に直談判しにいきブチ切れ寸前∠（；｀Д´）／∠（；｀Д´）／∠（；｀Д´）／


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やっと臨時停車した米原で降りたものの、ホテル満室。次の一手を考えないといけません。

「名古屋まで行けばホテルはある」と信じ、しかたなく、再度新幹線に乗りました。
が、しかし。名古屋手前の「岐阜羽島」という駅になんとか到着したものの、一向に発車する気配がないため、シビレを切らして岐阜羽島で降りました∠（；｀Д´）／∠（；｀Д´）／∠（；｀Д´）／


「岐阜羽島駅前のホテルは満室ですよ。ボート選手権開催のためボート選手が泊まってて満室なんです」と駅員に説明され泊まるの断念……

なんですと!??そのボート選手権って。。。（。´Д⊂）



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ふぅー。
岐阜羽島駅のホームに行ったら、“究極の選択”を迫られました。
「右側の新幹線に乗ったら名古屋行き」、「左側の新幹線に乗ったら新大阪行き」…さて、どっちに乗るべきか。

心情的には東京に近い名古屋に行きたい気持ち満々。
しかしながら「名古屋はホテルが満室状態」との情報を聞き、再度京都へUターンのため、泣く泣く「新大阪」行きに乗車　


さようなら、東京～。。。（。´Д⊂）


ってか、さっきまでいた京都に逆戻り～。。。（。´Д⊂）


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新幹線で京都UターンIターンしながら、京都市内のホテルを片っ端から１０件以上電話したものの、どこも満室。途方に暮れながら京都駅に到着。


しかもこのとき、たまたま飛び乗った車両がグリーン車で「グリーン席の切符持ってないとココには座れませんが」と駅員に諭される。
ダメージ１００倍にアップ。



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やっとこさ烏丸エリアで宿泊先をゲット……


という壮絶な事態を繰り広げたのです。


カメラマンさんが悪いわけではないんですよ、念のため。台風は、いきなりそれたり、急に速度を上げることはよくある話で、わたしもこんな漫画みたいなお話になるとは思ってませんでしたからね。



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さっき聞いて死にそうになりましたが、編集者イッチーは、台風の当日、取材で京都にいたそう。しかしながら彼は１７時に乗り込んだことが功を奏し、５時間遅れとはいえ無事東京に到着したとか。


……。

………。


「人生の明暗がはっきり分かれたーーーーーーーーーーーー」
「お先真っ暗だ、もう耐えられないーーーーーーーーーーー」
と言ったら、「それぐらいじゃ人生決まらんから安心したまえ！」となぐさめられました。。。（。´Д⊂）





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